人生のなかで憧れを見たり夢を追いかけるために

何物をも鑑みずただ一心不乱に打ち込むこと

そういったものが意外と見つけられなくて

ふわっと高校生活が終わって

親に勧められた会社に入って

楽しくないわけじゃなかったけど

このまま雪が多く降る地元に閉じこもって生きていくのかな

とか思っていた時に出会ったものでした

 

『電撃FC』

電撃文庫創刊20周年を記念して行われている“電撃文庫vsSEGA”プロジェクトのコラボ第4弾でできたゲーム

電撃文庫の作品に登場するキャラクターが2D格闘ゲームの中で夢の対決をするやつ

それをSAOが好きな友達に聞いて

好きな作品も出ていなかったし格闘ゲームにも興味なかったけど

友達の付き合いでお試しでやったりして

手ごたえはあったけどその時はそこで終わりだった

 

転機となったのは

2015年

まだ災害跡が生々しい岩手県で

出張で三か月も地元に戻らず仕事ない日も岩手にいたとき

当時20歳だったけど本当にやることがなくて

ふらっときたゲームセンターでやれるゲームを探したとき

やり始めたことだった

当時アニメを見ていたこともあって

8年の付き合いになるとは夢に思わなかったキャラクター

「里見 蓮太郎」

とも出会うことになる

そこから地元のゲームセンターで対戦相手を求めて大会出たり

出張の多い仕事だったから地方に行くたびに

当時の掲示板を確認したり書き込んだりして

様々な土地、様々なキャラや戦い方の人間とやった

よく覚えてることは

地元新潟での大会がゲームセンター消滅でなくなってしまい

どうしても電撃FCIを諦めきれなくて

毎月宇都宮まで高速を使って通ってたりしたことと

その宇都宮の大会で初めて優勝したのと

単身岡山に乗り込んで8人抜きしたこと

横浜で準決勝にてランカーを倒したこと

最近だと新宿で爪痕をがっちり残したことかなと思います

 

あれから電撃文庫は30周年になって

でも続編は来なくて

自分はというとこのゲームのおかげで

外を知って

貧乏ながら都心に近い場所で一人で頑張って楽しく生きてる

でもゲームセンターも少なくなって

電撃も人口を減らし

大きな大会もあまりなくなった

昔からの仲間も引退して

見送る側だった自分も・・・いよいよ自分の番がやってきたわけで・・・

 

引退というよりかガチ勢ではなくなる感じですが

主な要因としては

①世の中の値上げラッシュ

②ランクマの過疎

③技術向上の限界

という感じです

歳を取って反射神経とかの限界点がきて

練習したくても人がいなくて

そういった感じです

 

これまでのことを振り返り本当によかったなとは思います

アピナから始まって

みらい夢津志田

カラーワールド

テクノポリス

チャンス川口

メジャーロード黒崎

エフワン

タイトーステーション仙台クリスロード

NASA

セガワールド宇都宮

ポート24浜松

サードプラネット

コムテックウェア

ファンタジスタ岡山

ゲームパラダイスゼロワン

フリーダム横浜

ファンファン船橋

高崎レジャーランド

デイトナ志木

草加スクウェアワン

BGMロボット深谷

レジャーランド秋葉原

クラブ セガ西新宿

新宿スポーツランド

 

抜けがあったらすんまそ

お世話になりました

熱帯だと段位戦とかで大変お世話になりました

 

またいつか

その時が来ればお会いしましょう

ありがとうございました