阿部さんの千秋楽である。
中日公演の阿部さんの登板は9回しかなくて、「少なすぎだろ!」って突っ込みたいのだが、どこに突っ込んでいいのかわからないので、ここで突っ込んでおく。
で、その中日公演、初日と楽の2回、中日劇場に足を運んで観劇しました。
多分、私の中の阿部ジャベールベスト1。だな。
すんばらしかった。
明らかに07年の阿部ジャベールとは違うジャベールになっていて、不思議な感じと納得な感じと。
その説得力に、大満足でした。
劇中、一度も笑わないジャベール。
今までは不敵な笑いがあったり、嘲り口をゆがめたり、そんな表情が印象的にも思えたけど、今回のジャベールは、一度も笑わない。
口元がゆるまない。
他人をバカにする時とか、ちょっと口元が曲がってたりするじゃない。
相手が同じ世界に住んでいて、勝負している相手だった場合には、そんな表情もするけれどさ。
自分と全く違う世界に存在する取るに足らないような、そういう相手だったら?
相手を同類の人間だと思っていないなら、足元にすがられようが、勝負を挑まれようが、別の次元のものどもが「うようよ」しているだけで、表情を変えるほどの出来事でもないんだろう。
なんていうのかな~。
絶対的なる「神」がいて、自分はその「神」の全てを理解していると思っている。
(帰ってきたので続き書きます)
で、その神の正義に従っている自分自身は、バルジャン達よりも格が上だと思っているんだな。
だから格下の相手に、表情を変えることなどなく、バルジャンが自分の人生を狂わせるような人物だなんて、露ほども思ってないわけで・・・。
阿部さんの歌もすごく迫力があって素晴らしかった。
不思議な言い方だけれど、阿部さんが歌っているような気がしなかった。
歌い手には特徴があるものだから、こんな風に歌うんじゃないかと予想が出来る。
その歌をいい方に裏切るのは、きっと大変なことだと思うのよ。
でもね、今回の阿部ジャベールは、「いい」とか「悪い」とかとは別の方向に裏切った。
Z軸方向、とでも言いましょうか(笑)。いや、「J」軸方向かもね。
Starsを歌っている阿部さんの周りには、なぜか静寂が寄り添ってた。
オーケストラが演奏して、阿部ジャベールが歌っているのに、響く音の振動が星と一緒に凍って落ちて来て、地面で壊れていくみたいに思えた。
それは、その前の別所バルジャンの歌でも感じていて、今日のバルジャンもジャベールも静寂が似合うなぁ、と思いながら観ていた。
それぞれが漂わせている「孤独感」でそう思ったのか、中日劇場の響きの特徴なのか、それはわかんないけどさ~。
中日劇場が小さいと思ってしまうのは、帝劇の印象が強いための相対的な実感だけれど、この時の阿部さんの歌声は、中日劇場には狭すぎる、と思ってしまったわ。
もっと多くの人と共有したいよ。まじ。
いつも書いちゃうことだけど、細かい部分も色々、面白かったのよ。
いちばん、阿部ジャベールのジャベールらしさが出てると思ったのが、砦でのシーンかな。
見破られて銃を掴むすばやさ、居酒屋へ連れて行かれるときの態度、椅子に縄で縛られた後の首の動き、狙撃兵を見つけたときの表情。
どれもこれも、興味深くて、リピーターの方々には、全てチェックしていただきた~い。
砦から去るときに、バルジャンに向かって両手を広げるしぐさをするのは、今回もアリ。
逃げも隠れもしない、と言うバルジャンに対して、「俺も逃げるわけではないぞ。自由なのだからな」とジャベールが答えたような気がした。
その後のジャベールの落ち込みようったら、なかったと思うけど。
では、また10月にね。阿部ジャベール。
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前回、中日劇場に行ったのは去年の夏だったなぁ。
今日は冬の名古屋・中日。そして、レ・ミゼラブル。
よっ!待ってました、阿部ジャベール!
今日の舞台、「美しい舞台」でした。
本当に美しかった。
毎日続く公演は、どうしても変化していくもので、それがいい方へも悪い方へも進む。
一概に「いい」とか「悪い」とか言えないけどさ。
役者さんも(おそらく観客も)慣れてくるし、個性を打ち出そうと工夫をしてきたりする。
私が個人的に気になるのは、ちょこっとリズムを崩して歌ったりすること。
まったくの譜面どおりに歌ってしまうとつまらないけれど、ある程度は譜面に忠実でいて欲しい。
だって、それだけで、完成している曲だと思うからさ。
譜面があって、音楽があって、歌声がある。
この美しさに、今日は感動していました。
記憶の中にある1年半前の阿部ジャベールと、今回の新たなる阿部ジャベール、比べないわけにはいきません。
私は「そぎ落としたなぁ」と感じながら、見つめていました。
ゼロから創り上げる、と語っていた阿部さん。
だとしたら、必要なものだけを拾い上げて、それで今回のジャベールになったのかな、と。
言葉で書いてしまうと、とっても「野暮」なことですが、あえて。
たとえば。
前回のジャベールでは一歩前に出ていたところで、まったく動かない。とか。
表情で感情を出していたところを、腕の動きだけ。とか。
動きを抑えているように見えたせいなのか、ジャベールのキリッとした部分が際立っていました。
そして、「Stars」「自殺」での歌声はとても力強い。
ジャベールの心の中で燃え滾る「信念」が存在していたように思います。
♪さぁ、逃げてゆけ・・・
という歌い出しで、生き生きとしたジャベールが感じられて、ちょっとびっくり。
このジャベールは、バルジャンを追うことで、自分の存在を確認している。
対極にあるバルジャンを否定し、その上に立つことで自分を表現しているのかな、と。
だとしたら、バルジャンを見つけ出し、追う事ができる「今」は、ここまでも生き生きとして当然なのかも。
な~んて、納得できそうな解釈を探しながら、久しぶりの阿部さんの舞台でのソロを聴いていました。
「役者は物語の絵解きをしていくもので、それがわかりやすいほど良い」
と、阿部さんは語っていたけど、そういう意味では今日ほどわかりやすい「レ・ミゼラブル」を最近観てなかったなぁ~。
バルジャンが逃げ、ジャベールが追って、アンジョルラスは戦い、マリウスは恋をする。
もちろん、背景は複雑で、人物も深く演じられているけれど、シンプルで美しい舞台でした。
今日は、変に深追いしたくない感じ~。
新しく創り上げられた、阿部ジャベール。こればかりは、劇場で感じて欲しいと思うのよ。
言葉だと、ほんと野暮だ。
では、ファン目線で数行(笑)。
いちばん最初に出てきてカッと立ち止まった時。照明で、体の左側がくっきり陰になっていて、かっちょ良かった~。
それに、やっぱり裁判所での立ち姿。
言い出すと、どれもこれもかっこいいっつー感想ばっかりで・・。しょうがないね、ファンだからね(笑)。
出待ちでお会いした阿部さんは「普段の5割り増し!ちょ~かっこよくない?」と、友人θと盛り上がっちまった。
なんだそりゃ。
だら、失敬!
今週、いろんな「プロ」について考える機会がありました。
火曜日は歌の日で、いつもご一緒させていただいてるゲストの歌い手さんと「プロ」な話。
「私はステージに上がる時に、生活感を一切出したくない。
『今日洗濯して来ました』といったイメージを少しも出したくない。」
といった「プロ」意識を話してくださって、なるほどこれがこの人の「プロ」としてのラインなんだなぁ、と、感じ入りました。
木曜日はコーチングの日で、クライアントさんがこんな事を言ってた。
「ぼくはこの業界のプロとして確実なゴールを見据えている。だから、そこへたどり着くためになら、プライドさえ捨てられる」
つまり、時には、間違っているとわかっていても、ゴール実現に必要ならば自分が折れたり負けたりできる。ってことだ。
正しいことだけを主張するのが「プロ」ではない、とする彼のライン。
見習うべきものがあるなぁ。
今日は、観劇で帝国劇場へ。
少し早く着いて、日比谷駅辺りをふらりと歩く。
すると、役者さんの姿。
舞台以外で見かけると、不思議な気分だ。
日曜日に家族サービスしてる私服の部長を見かける感じ。
見ちゃいけない感じがして、目をそらしてしまう。
でも見えちゃった。その役者さんの隣には、女の子。
手をがっつりつないでる。
・・・・・。・・・ほぉ。
・・・ん~。気が付かなければ良かった。
別にその人のファンではないから、関係ないんだけどね。
それに、誰かと手をつないで歩いても、別にいいと思うのよ。
でも、役者って人気商売だしさ。
いや、そんな事で人気が落ちるわけじゃないのかもしれないんだけどさ。
愛があったら、手もつなぐよね。
それってホントはいいことよ。好評価。
でもわざわざ劇場の近くでつながなくても・・。
勢いあまって見ちゃったじゃん。
そんなことグルグル考えてる私はイタイ?
まあ、それを見たからといって、舞台で歌い踊っている彼のレベルが下がるわけでもない。
じゃあ、いいのか。
「幸せになって欲しいけど、彼女と一緒の姿は、見たくない」
ってのが、ファン心理だったりするよね。
私はその人のファンじゃなかったけど、不思議と違和感を感じちゃいました。
はっはっは。めんどくせ。
自分の仕事に対する「プロ」ライン。
私もしっかり見極めて作り出さなくちゃなぁ。と感じた一週間でした。
手を抜いていたわけではないけれど、久しぶりの観劇記でございます。
もう11月。
書かなかった間に、博多でもエリザ観てたんだよね。
博多公演の事を書きたかったけど、落ち着くまで待ってたらこんなに時間が過ぎたよ。
まったくねぇ。
さて。
博多へは友人θと一緒に行きました。
観劇半分、旅行半分といったところです。
「旅」の部分では、ラーメンが美味しかったり、街の人が親切だったり、飲み屋がガラガラで怖かったり、とても楽しかったので、言うことなし。
友人θは、博多座が初「エリザベート」。
祐様も武田くんも、両エリザも観て欲しかったので、うまいこと組み合わせて2公演観ました。
「エリザベートってさ~、結構わがままだったみたいよ」という、θの歴史のレクチャーを聞いてから観たら、何だか複雑な作品に思えた。
深いね。ルキーニの歌っている歌詞が気になる気になる。
で、博多座で気づいた、阿部さんの「素敵っ!」は、やはり結婚式のシーン。
名古屋では、「舞台から消えるときに、クルリッてまわるのがかっこいいの」と書いたと思うんだけど、それとは別の部分。
女性と組んでダンスをする阿部さんは、相手の目を見つめていて、決して目を離さないんですぅ。
相手の手をひいて移動するシーンで、他のカップルは歩く先や指先に視線をやっています。
でも阿部さんは、いえ、シュヴァルツェンベルク侯爵は、にこやかに相手の目を見つめている。
ううむ。美しい。
あーいったダンスは、したことないのでわからないけれど、目を見つめられたら、こっちから目を離すことなんか出来ないんじゃないだろうか?
女心を掴むのが、きっと上手いわ。この侯爵。
あとー。
シーンの順番が逆になるけど、最初の登場では、片手に帽子を持ってるじゃないですか。
あれ、かぶって欲しいです。
似合うだろうな~、阿部さん。いや、シュヴァルツェンベルク侯爵。
侯爵以外で、私達の心を掴んだのは、
武田トートでした。
一幕が終わり、となりのθの顔を見ると、満面の笑み。
「いい!武田トート!」
だよね~。私も名古屋の武田トートの初日を観て、「こういうトートもありかも」って思ってたんだよ。
山口トートとは別の魅力で、ふたりともどっちもすごくいいね。
でも私は、持っていかれるなら、武田トートだ。
という事で、好みが一致。珍しいことです。
武田くんは小さいので、トートとしてはかなり不利だと思うのよ。
でも、すんごく魔力というか闇力というか暗いエネルギーというか、そういうのに満ち溢れていて、魅力的なトートだった。
私とθがイメージしている「死」に、近いんじゃないかと思う。
キメ所に堂々と麗しく登場する山口トート的「死」は、圧倒的すぎて、私みたいな小粒な人間は逆らおうとも思わない。
対して、日常にチラリチラリと顔をのぞかせて囁くような、武田トート的「死」だと、私はきっと弱いだろう。
武田トートに魅力を感じるってのは、ビルの屋上の端っこに立つのと似てる。
「ちょっとくらいならいいか」とか「大丈夫、後戻りできそう」といった、小さなキケンを起こしそうな気がする。
どんどん端に歩いていって、で、最後に微笑まれたら、ぴょんと飛び降りてしまいそうで、怖い感じがするもんなぁ。
θとは、今日も武田トートを観劇。
後方席だったので、もう一度武田トートをS席で確認しようじゃないか、という事で、更なるチケット購入とあいなりました。
来週木曜日から「FAMILY」の再演だ~。
あの「善ちゃん」にまた会えるのが、楽しみです。
とりわけ好きなのが、亡くなった奥さんの亡霊とのシーン。
お父さんではない「「善ちゃん」のシーンがとても素敵で、大好きだす。
さて。
FAMILYに思いをはせながら、私は引越し準備に汗を流しています。
スケジュールが非常にハードでござる。
10日契約と観劇→11日フラメンコ鑑賞→14日歌→15日引越し→17日FAMILY観劇
だってさ、こんなスケジュールになると思ってなかったからさ~。
10月の観劇なんて、FAMILY2回と10日のルルドしか入れてなかったんだよ。
つまりあれよ。引越しが予定に入ると、ここまでも忙しくなるということやね。
すでに私の全身は筋肉痛で悲鳴を上げている。
最近こんなに動いたことなかったもんね。
銀行と郵便局の往復、電話連絡の応酬、ゴミ袋との戦い。
来週、FAMILYで阿部さんが観れることだけが、私を頑張らせてくれているのさ。
ありがたいありがたい。
What a hot day!
である。名古屋は暑い。そして日没が遅い。関東よりも。
そんなことを感じたエリザベート名古屋公演遠征。
シュヴァルツェンベルク公爵に会いに行く。うふ。
まずはエリザベートという作品について。
今まで何回観たんだっけ?
うっちーも祐さまも記憶にあるから、2、3回は観たはずだな。
だから、大体流れは覚えているんだけど、ちゃんと歌詞を理解したのは初めてだったかも。
何を観てたんだ。
・・・エルマーか・・・。ははは。そこ限定だったんだな。
今日はマチソワしたので、ふたりのエリザベートを観る事が出来た。
トートは両方武田くんだったから、より一層ふたりのエリザの違いとして感じられたし、表現の違いなんかも楽しめた。
涼風エリザがとても魅力的で、ちょっと惚れちゃったな~。好みだわ。
それと、記憶にある一路エリザの完成度の高さに「ううむ」と唸ってしまった。
「私だけに」という曲は、かなり難易度が高いみたいだ。
この曲を聴いて、何となく未消化だと、エリザベートに対する思い入れが強まらず、いつまでたっても主役探しで目移りしてしまう。
この「私だけに」は、オフィスクロキファンクラブの集い(そういえば一度きりだったな。もうやんないのかな?)で、ユンさんが軽々と歌ってみせた。
それが印象に深いせいか、やっぱり本役のふたりには、軽々と歌い上げて欲しいと思ってしまう。
えーっと。
エリザベートの話ばかりで、阿部さんにたどり着かないと困るので、先に、阿部さんの話をしよう。
もう、夜も深いしね。
シュヴァルツェンベルク公爵。長いので、シュヴァちゃんとします。
公爵ってのは位が高い。大公の下。伯爵、子爵、男爵よりも上である。
その割には、グリュンネ伯爵の方が皇太后に頼りにされているようで、ちょっと心外。
シュヴァちゃんもグリュちゃんに呼ばれたりしちゃうし。
もっと公爵ってエライ感じなのかと思ってたよ。
シュヴァ公爵のキリッとした振る舞いや動きの俊敏さは、私を笑顔にしてくれる。
敬礼のかっちょいいことったら。
まあね。今までの傾向から言って、私は敬礼好きだからね。はっはっは。
素敵ざます。
そして、帽子の使い方が上手いなぁと思う。
でもって、最初のソロから、汗びっしょりです。
名古屋はほんとに暑いからねぇ・・。あ、オーストリアか。
ロシアに付くべきと発言したり、任務を遂行していたり、あくびまじりで出てきたり、皇太后に突かれたり。
色んなシュヴァちゃんが出てくるけれど、いまいちどんな人物なのかわからん。
一幕と二幕で、印象が違いすぎるせいだな、きっと。
20年くらいの間に何があったんだ。そんなに太るなんて。
体型が変わるだけで、全然印象が違うでしょ。だから私の中でつながらない。
シュヴァ公爵について、プログラムには何の情報もないんだも~ん。
で、そのシュヴァちゃん。結構踊るんです。
私のお気に入りは、回転。
結婚式のシーンだったかなぁ~。う~ん。記憶が確かじゃないんだけど。
シーンの最後、上手にはけていくのね。その見えなくなる直前。
くるっと回る。そこ、好き。
シュヴァ公爵役以外でも、阿部さん、踊ります。
ミルク。かっちょいい~。
阿部さんて、身分や地位の高い人物を演じることが多いけど、私は「庶民」な阿部さんが好きなんだと思う。
レベッカでも、でれんとしたセーター(&ロープ)姿がナンとも好きだったし。
ちなみに、今回、いちばん「おほっ」と思った衣装は、エーヤンのハンガリアン。
胸元フリフリシャツにベストの刺繍がとても可愛いです。
でもいちばん「似合うな」って思うのは、やっぱり一幕のシュヴァ公爵の衣装かな。うん。
・・2回観たのに、こんな感想しか書けないのか私(笑)。
阿部さん以外を少し。
この作品で、いちばん興味のある人物は、ゾフィーだ。
私は封建的な人間ではないし、伝統や決まり事にはことごとく反抗してしまうタイプなのだけれど、何故だかゾフィーに気持ちが沿ってしまうところがある。
年を重ねたせいなのかなー(笑)。
死の直前の寂しく意思のある歌が、心にしみる。
エルマーが誰であれ(笑)、♪ルドールフ、ルドールフ って踊るところが好きなようだ。
で、そのルドルフは、井上くんも浦井くんも、それぞれ「いいな~」って思ってたけど、実は密かにパクトンハ、プリーズカムバックであることが今日観てわかった。
俵くんの歌声とダンスが立っていて、素敵だった。
他の作品で観た役者さんは、脳でフィルタリングされて目立って見えてしまうのよね~。
そういえば、大江くんがほっそりしていてびっくりした。ミーマイでピアノプレーヤーの後姿のどっしり感が好きだったんだけどなぁ。あ、リストランテにも出てたっけ。
え~。そんな訳で、ちょっととっちらかり気味ですが、まりあの感想でした。
次回観劇は、博多座。1ヶ月ちょっと先。それまでの間は、思い出しながら記事を書くかもしれません。
もうちょっと、ゆっくり阿部さんを思い出しながら♪
では、おやすみなさい☆
おい、どうした?もう書かないのかい?と言われ続けて数週間。
書くのよ、書きたいのよ。でも時間が取れなかったのさ。
書きたいことがたまって、頭ん中の記憶装置がフルフロー。
この日がこうってのはもう忘れているので、まとめて二回分ね。えへ。
そういえば、公式ブログには、阿部さんの楽屋の写真が掲載してあって、しかもジュリアン大佐の衣装でキメている。ううむ。凛々しいぞ。
そうだよね、あんまりジュリアン大佐については書いてなかったかも。書けば指輪の事ばっかしで。
二幕のロープ持ってる姿がどうとか、裏で歌ってるコーラスがどうとか、芯を抜いた話をしていたな。
てな事で、今回はジュリアン大佐について語る。(基本的には)
ジュリアン大佐って、マキシムの年上の友人なのよね。
ゴルフのシーンで、ジャイルズと一緒にコースを回っているところを見ると、一家と仲がいいようです。
♪イ~ギリス人は常にチェックしている
とか阿部ジュリアンに言われちゃうと、ドキッとします。
わ、私、礼儀とか大丈夫だったかなぁ?うっ。
そうだ。
私、この舞台では、他にもツボがあります。
また「そういうところばっかり観てるの?」と友達に笑われそうだけど~。
阿部さんの退場シーンが好きです。
例えば、ゴルフシーン。
最後、クラブを足でポンッと蹴り上げて、
♪Oh~YES!
でもって、音楽に合わせて下手へ歩いていきます。
この軽やかな足取り!
阿部さんは最後に退場するので、長い間見ていられます。
他のシーンでも、女性をエスコートしてイーギリス紳士的だったり、わわわわって走って行ったり、結構見所が多いのよ。
うっふっふ~。
さて、話は戻って。
マキシムの友人、ジュリアン大佐。
仮装舞踏会でアメリカンのヴァンホッパー夫人に迫られて、困った大佐はマキシムを見ます。
すると、「僕は知らないよ~。Good luck~」みたいに、手を振られてしまう。
そんなマキシムとジュリアン大佐は、やっぱり友人なのよね。
二幕。ジュリアン大佐の来訪について、フリスがベアトリスに告げる。
ベアトリスと「わたし」との会話で、ベアトリスが「大佐は友人として来ているわけではないでしょう?」と不安を口にしているけれど、多分、この時点では、ジュリアン大佐がマキシムを訪ねてきたのは、形式的に過ぎないのではないかな?
審問会が始まって、ナサニエルが最初の質問をする。「昨年の水死体をレベッカのものだと確認したのは?」
それに対してマキシムが「水死体の損傷が激しかったため妻だと思った」と答える。
ここでジュリアン大佐は小さく頷く。
ジュリアンの表情は、真剣だけれど厳しくはない。
でも、「ハッチが閉められて、閉じ込められていた」という事実をナサニエルが語りだすと、ジュリアン大佐の表情が少し変わる。
これが、なんとも複雑に変わったように思えたよ。
報告書をめくり、ナサニエルを呼んで確認すると、とたんに厳しい表情になる。
審問会の開催は形式的なことと思っていたのに、新事実が明らかになり、友人から判事へ変わらざるをえないのよね。
複雑だ。
心中、お察しいたしますわ。
観たところ。
ジュリアン大佐が、仕事をしている時に出すオーラには厳しさがあるけれど、それは警察署長であり判事でもあるという立場からのもので、基本的には楽しくて優しくて公明正大な人物のようだ。
ベアトリスと「わたし」のふたりが歌う「女は強くなる」という曲。
ちょっと趣が変わってしまうかもしれないけど、マキシムとジュリアン大佐でも聞いてみたい。男が女を愛する時の歌を。
なんだか、ブログのメンテナンスがあるんですと。
てなことで、仕舞いのお時間になりやした。
他にもいくつか気持ち的に書き残しておりますが、この続きは次回!
次は・・・、6/5だったかな?トークイベントがあるらしいじゃないっすか。
遅くなってしまうま。
観に行ったのは、一昨日の昼間で、今は今日の朝2時。ううむ、時間置き過ぎた。
え~3回目の観劇だったわけですが。席が一列ずつ後ろに下がって行ってます。
この劇場ったら、後方席でも臨場感もばっちりだし、かえって視界が開けているのです。
だから前の方なら「きゃ。阿部さんが近い♪」と嬉しいし、後ろの方でも全体が見渡せて嬉しいです。
7日に観に行った時には、「ううむ。もうちょっと・・」と感じたことがちらほらあったのね。
それが、いい具合にバラバラ感が出てきていて、すごく面白くなってた。
ミステリーという作品ということで期待してしまうのは、出来るだけ登場人物たちがバラバラでいてくれること。
優しい人がいて、意地悪な人がいて、怖い人がいて、楽しい人がいて。
それがあまりにもまとまりすぎていると、観ている側としては「もうちょっと」という欲張りな気持ちが出ちゃうんだよねぇ。
それが、25日には、いい具合にバラバラだったわけです。
ちょっと変わったかな?と思ったのが、ベン。
「病院に入れないで」というところが、何だかグッときましたわ。
難しい役だからねぇ。あまりやりすぎてもダメだろうし、リアルさから遠すぎてもダメだろうし。
映画でも印象的な役だけど、あんまり気にしてなかったんだよね。でも、次回もちゃんと観たいや。
もう一度、DVDを観て予習しておこうっと。
舞台を思い出すと、最初に頭に流れてくるのが仮面舞踏会での音楽。
その時の阿部ジュリアン大佐は、とても楽しそうです。
「マキシム!楽しいなぁ!」とか言ってます。ミセス ヴァンホッパーに「素晴らしい!素敵だ~!」とか言ってます。
ええ、ええ。全て「!」付きで。
仮面舞踏会って、本当に楽しいだろうなぁ。普段とテンション違うだろうしね。
その楽しげな様子がとっても面白いです~。ミセス ヴァンホッパーとのシーンの後に「楽しいなぁ!」だったりするので、色々想像しちゃうじゃないですか。うっふっふ。
で、この時の衣装。
前方席でご覧になる方。服の生地を見てみてくださいまし。
とっても上質な生地。浮き上がっている模様が、とお~~ってもお洒落なんですぅ。
それを踏まえて二幕を観ると、「ああ、さっきはあんなに上質だったのに」とか思えます(笑)。
その二幕の座礁した船のシーン。
ここの音楽もとても耳に残るなぁ。
衣装は地味ですが、帽子がとても似合います。こういうシルエットはかっこいい。うん。
そういえば、このシーンは最後、真ん中に吉野ファベールがいました。
「あれ?いつの間に?」と思ってたけど、25日にちゃんと確認した。
そういう流れだったのね(笑)。流れ無視の阿部群衆ファン。
あ、指輪。
小指にしているのは、オレンジから赤系の光を放っておりました。
薬指のは、オパールのような、緑のような、青のような。わかりましぇん。
次回も、じっくり観察しようっと。ジュリアン大佐の登場シーンでは必ず確認しちゃっている私。
それと、髪型が少しさっぱりしていたような気がしたよ。
もみあげ付近が少しホワッとしていたと思ったんだけど、25日に観たら何だか散髪してスッキリ、全体的に短くなってたようにも感じた。
う~ん。本当はどうだったんだっけ?前回前々回の髪、忘れちゃったなぁ。
さーて。次回は5/10です。久しぶりに友人達との観劇です。終わったらシャンテで食事するんだ~。
そんな楽しみもあるシアタークリエ。だんだん好きになってきた。うふ。
うひ~。もう3時まわっちった。
今日は朝早くから出かけるんだよぉ~。
追記:
やるなら、ミセス ヴァンホッパーだな。(何だ?やるならって 笑)
だって、最初のあの青いドレスが着たい。それとか「オーマイガッ」とか言いたい。
追記2:
名児耶くんと田中くんの区別がつかない。
「これは・・・、名児耶くんだわ。で、こっちが・・・、いや、これも名児耶くんだわ。じゃ、さっきのが田中くんね。ん?最初に見た人はどこ?あ、いた、こっちが・・・、名児耶くんだわ」
今日観て、いろんな所を見逃していたことがわかったよ。
前回、目の前に背の高い人が座っていたこともあって、舞台の一部が完全に目隠し状態だったんだよね。
今日は、阿部さんのダンスも全部見えました☆感激~
幕が開き、阿部さんが登場してすぐにオペラグラスを構えます。
どうしても確認したかったのは、指輪。
右の薬指と小指に大きめなのをしています。
前回、薬指のはエメラルドかな?って思ったんだけど、確認したら、もう少し青みがかった光を放っていました。
どうも違うらしい。
角度によって輝き具合が違うなぁ。
そんな事をチェックしながら、下から上にオペラグラスを移動~。
阿部さんの白髪頭・・増毛?
地毛の上に、白髪を増毛してるのかなぁ?色を変えているというより、乗せてる感じよね~。
渋い。渋いです。
こういうお父さん、憧れます。
最近の阿部さんには、眼鏡がデフォなのでしょうか?
ジュリアン大佐も、リーディンググラスを使います。ホテルのシーンで青いジャケットの紳士で出るときにも眼鏡(こちらは普通のタイプと思われます)をかけています。
ライブでも見慣れてきたので、違和感はぜんぜんないっす。
そして歌声は、召使いたちが歌うシーンで注目していただきた~い!
あれ?阿部さんの姿がないのに、声がする~。という不思議な現象を体験できます(笑)。
しかも、とてもかっこいい。確か二幕にもそんな感じのシーンがありました。チェックざます。
本当に残念なことに、舞台上にいて歌うシーンは、ごくごく少ないけれど、結構歌声が楽しめるのです。
よぉく聞いて「あ。ここも歌ってる~」と、発見できるのがとても嬉しいです。
ああでも、歌っているあなたの姿が見たい!とも、思うのさ。
5/3のライブが楽しみです。
さて、ちょっと飛ばして。
仮面舞踏会。
何だか、みんな、似合ってる衣装だなぁって思うのよ。
特に「うっひょ~!」と思ってしまったのは、禅さんの海賊。優しそう~(笑)。
阿部さんのジュリアス・シーザーは、靴を見てほしいっす。
座席によっては足元が見えにくいし、すそが広がっている衣装なので、じっくり見つめることは出来ませんが・・。
先が上にくるりととんがっているサンダルを履いています。
おっしゃれ~♪
さらに両腕には、金の腕輪。
さすがに上流階級なジュリアン大佐です。
こんなところのお洒落にも手を抜かないなんて、素敵です。
二幕のMyツボ。座礁した船に向かう群衆の中の阿部さん。
ここでは、歌声がビンビン響いていて、ついつい阿部さんだけを追ってしまいます。
群集の前では、「わたし」やフランク、ファヴェルが忙しく会話をしているのだけれど、あまり見てないや。
だんだん客席の方に近づいてくるところが、迫力があってかっちょいいシーンです。
ジュリアン大佐は、妻を亡くしているのねぇ。
既に阿部さんのイメージだけれど、娘がいそう。息子じゃなくて。
娘は結婚して、ん~例えばイタリアへ。
「パパ。いままで大切に育ててくださってありがとう。今度はパパに幸せになって欲しいの」みたいな。
まあ、上流階級が、そんな感じなのかどうかもわかりませんが。
優しいパパなんだと思います。そんなふんわりとした雰囲気も持ち合わせているジュリアンです。
審問会のシーンや、マンダレイのお屋敷のファヴェル達とのシーンでは、ジュリアン大佐が場を引き締めています。
私的には、いまいちマキシムのキレ方が腑に落ちない感じなので、ジュリアン大佐が言葉を発してくれると、ちょっとホッとします。
とりあえずまとめてくれるので、頼りになるお方です。
審問会のシーンが始まると、上手からジュリアン大佐が出てきます。
一度、足を止め、そして彼の席へ。
この足を止めて客席側を向いている姿。いいなぁ。かっちょいい。
ところで、前回の観劇では、とても大切なシーンのとても大切なモノが、出てきたとたん壊れてしまって、その後もそのシーンが気になっちゃって、気持ちの切り替えが出来ませんでした。
今日は落ち着いて観る事が出来て、より深く作品に入り込めました。
さ~て、次は25日。ああ~~、早く観たい!
追記:どうしても岡田さんで。キレたり優しくなったりっていうのが、上手だと思うのよぉ。ただ、ちょっと細い感じもするにゃ。
本当は、30分前に着いてじっくりパンフレットを読みながら予習をするつもりでいたのだけれど、息も絶え絶えに日比谷を走り劇場に飛び込みました。
1FロビーからB2Fの客席へはエレベーター。
なんと、リーヴァイ氏と同じエレベーターになってしまいました。
それなら、時刻を間違えてよかった。ラッキー☆
客席について深呼吸を数回。心拍数が平常に戻る頃、波の音がだんだんと大きくなって幕開きです。
え~、ここからは、たぶん、かなりネタバレです。ご注意。
プロローグでは、キャスト全員が(山口さんはいなかったかも。未チェック)舞台に揃います。
もちろん阿部ジュリアン大佐も、上手側に。
プログラムによると、登場するのは「影たち」なので、これは「わたし」の思い出した影なのかも。
髪は白髪まじり。上流階級で上品な雰囲気。右手の指には大きな石のついた指輪がキラキラ光り、なかなかの存在感です。
ホテルのシーンでは、阿部さんは宿泊客として登場します。
まず2階に。その後階下にも。
阿部さんの声が加わっていると、コーラスに厚みが加わるように思います。
プログラムによるとM4のダンヴァース夫人、フランク、召使いたちの歌う「新しいミセス・ド・ウィンター」では、舞台に出ていないけれど、コーラスには加わっているらしい。
多分、そんなシーンがたくさんあると思うので、厚いコーラスの中、阿部さんの声探しを楽しめるのではないでしょうか。低いところ探してね(笑)。
シーンが進み、ジュリアン大佐はゴルフウェア。
ゴルフのクラブを片手に、軽めのダンスと歌です。
何となく、ミーマイを思い出すのよねぇ。白髪だし。
アンサンブルの中にもミーマイキャストの方もいて、しかも同じ召使いの衣装だったり上流階級の衣装だったりするので、面白い。
でも、ぜ~んぜんイメージが違う作品なので、「それっぽい~」とは思わないのです。
さて。1月のパーティで阿部さんも「楽しみ」なんておっしゃっていた、舞踏会のシーン。
多分ジュリアスシーザーの格好です。頭には金色の月桂冠(酒じゃない方)が載っている。
このシーンは、ひとりひとりナカナカ凝ってる格好で、どこ見てもすごく楽しい。
でもって、大佐は、ヴァン・ホッパー夫人に気に入られて、中心になって踊ってます。可愛いです。このシーンのこの衣装の写真が欲しいです。
何かねぇ、楽しい人なの。一幕では、大佐役で出てきても、ダンスしたりにこにこしていてね。
フライヤーやパンフレットの眉をひそめた感じの大佐のイメージではありません。
でも、これ、二幕でガラリと変わって、まさに「判事!」です。
その場をビシッ!としめて、引っ張っていく役です。かっちょいい。
その前に、二幕では、まずは座礁した船に向かう群衆の役で登場します。
クリエの舞台にも回る盆があるのだけれど、このシーンの盆の回転は面白かった。
次から次へと役者さんが(舞台に向かって)左から右へ回り込んでいくの。これね、見てね。結構長いシーンです。阿部さんだけ見ていても楽しいよ。(ってなんだそりゃ)
実は・・。
私は、このときの阿部さんが、つぼだ~~~!!!
動きも、じみ~な衣装も、肩にかけたロープも、手を振ってる様子も、どっしりとした腰も!
さ、さて。
「今、マキシムのところにジュリアン大佐が来ている」という台詞が出てきたところで、「お、この後場面が代わると、阿部さん登場か?」とワクワクしていたのに、なかなか判事としてのジュリアン大佐が出てこない。
やっと、聴聞会(だったか?それこそ大佐がこの会の説明をしていたのに・・)で、難しいカタイ台詞の阿部ジュリアン大佐が見れたさ。
聴聞会での阿部ジュリアン登場の瞬間は、すこ~しFAMILYの善ちゃんを思い出した(のは、きっと私だけ。すんません)。
判事だし大佐だけど、権力に寄りかかっているような人物ではなくて、どちらかというとマキシムの友人というような立場みたい。
真面目で誰に対しても平等な目を持っている人物に思えた。
威厳があるけど、怖い人ではない。穏やかだ。
でもって、身につけているものが、キラッキラしていて上流階級なのである。むふふ。
♪レェベーッカ~ はにゃにゃにゃらふにゃにゃ~
公式サイトを開くと、この音楽が流れて、うるさくてたまらんかった。(リニューアル後はなくなったけど)
このフレーズ、男性が歌ってるのかと思ってたよ。
ミセス・ダンヴァーズが歌うんだね。
すごく印象的な曲で、劇中に何度も流れる。
シルビアの怖い美しい目と、その旋律がマッチしていて、背中にゾクッとくる。
ここにコーラスが加わって、その怪しさが増していくのが、なんともたまらん。
たださ、二幕の「レベッカIII」が、ちょっと変な感じだったのよね。
まあ、聴いてる側の気のせいもあるけどさ、コーラスが加わってもつまらなかった。
のぺ~っとしたコーラスで、「一幕もこうだったっけ?」とか思っちゃった。
ところどころで、こんな風に感じたシーンがあったなぁ。
「かっこいい!」と思うコーラスと、「つまらん」と思うコーラス、何が違うんでしょうか?ううむ。
全体的には、超かっこいいのよ。まじ。
少し笑いが起こったり、楽しげなダンスシーンは、もうちょっと行っちゃってもいい感じもしたなぁ。
それに吉野さんや禅さんや伊東さんにしても、ソロの歌声は、まだ余力を残しているような印象でした。
まあ、2日目だからね。3ヶ月ありますから。
これが、どんな風に全力投球な雰囲気に成熟していくか、楽しみでもある。
今日はストーリーを追うのが目的でした。
次回観劇は15日。
今後の観劇ポイントは、がっつり阿部さん中心になることでしょう。
初見でも、出演者の数も少ないし、阿部さんを見つけられない事はないと思います。
ダンスシーンなんかも前列だし中央だったりするしね。
ぜひ、あなたの「ツボ」な阿部さんを教えてくださいまし☆
追記:マキシムを岡田浩暉さんで観たい。と思った。
追記:マキシムを石井一孝さんで観たい。と思った。
追記:いや、やっぱ岡田さんかな。