押忍!



なぬ?!



これは、、



そう、刀のお稽古である。


「刀振ってみた〜〜い!」


というお二人のリクエストあり。


じゃ稽古してみよっかー!


ということで。


楽しめることを最優先に。



板の間がある道場をお借りするとか、体育館をお借りするのがフツウなのだけれど、今回は僕がいつも刀を振っている河原で。



稽古着と刀はレンタル。



相川式の稽古ってことで、いろいろ省いてまずは礼法。


刀を右手でもち一礼。


相手を見ながら浅く。


腰に刀をさして、立ち姿勢で抜刀していく。


ちなみにここまででも既に、もし居合道や殺陣の道場でこんな感じに進めたら即刻破門の永久追放、村八分は確実である。。


シキタリすこく多いからねえ、、


刀カッコいいし、日本民族にとってこだわりある大切な文化!


「ちゃんと・正しく」もいいと思うけど、楽しみながらゆるーく気軽に始めてもらいたいとぼくは思う。


本気で取り組みたくなれば、「ちゃんと・正しく」も体験してみたらいいわけだし。



さあ抜刀!




お二人ともお上手!

まず鍔を親指で押して、鞘を左後ろにゆっくり引きながら刀を抜いていく

それから納刀!

時代劇でよくみるやつ!絵になるやつ!

鞘を左手で握り、左手の親指と人差し指で刀をはさみスライドさせながら鯉口に切っ先を収めていく。
少し腰のひねりもつかって。


あつー


日傘に抜き身の刀。




自由やなー!


グッド


ポーズしてパシャリ




和装での立ち振る舞いってステキ


ましてや腰に刀をさした状態での立ち振る舞いなんて、いったい誰が教えてくれるんだろう・・・


役者さんたちはきっと舞台と稽古場でそれをやってるはず。


でも、外で道路歩いたり、山道を歩いたりはしないだろうな。。


廃刀令が明治初期に出て以来、刀さして歩くのは違法だから。



ほくはたまたまイタリアで刀さして剣舞みせたり歌ったりするのが仕事だから、その広いイベントスペースの敷地内を帯刀して歩く機会に恵まれた。


そうしてると、帯刀して歩くのにほどよい帯の締め具合や、静かな歩き方、体さばきがみえてくる。


和装になれるには、毎日着て歩けばいい。


刀もおんなじで、さして歩けば慣れるんですねー。



こちら京都八瀬はアツアツ。



それじゃあお昼にしよう!


近所で美味しいイタリア風料理が食べれる、エクシブ八瀬離宮さんへ。





メインはジェノベーゼ風のカッペリーニ。


すずしー


ワインはシチリア、トラーパニ地域のよく冷えた白。


おいしやー


お二人とも、よき稽古、おつかれさまでした。 さま。さんま。🐟🐟🐟