「相川さんって最近何されてるんですか??」
「ん??ニッポンにいるが」
「そうなんですかー!てっきりもうイタリアに戻られているのだと思ってました!」
「いやまだ」
「普段いつもイタリアとか海外にいらっしゃるイメージです」
「だね。まあしゃあないぜ」
「世間はコロナで大変ですもんね」
「そうなの?テレビ見ないからわからんのだが?」
「そうなんですか?影響受けてらっしゃらないんですか??」
「いや特に。最近はソクラテスにハマってたな」
「え」
「ソクラテス。古代ギリシアの哲学者だよ。ほれ、『無知の知』を説いたおじさんだよ」
「・・・」
「ヘルマンヘッセの『車輪の下』もよかったな。現代文学にも親しんでみようとおもって『コンビニ人間』も読んだよ」
「・・・充実してらっしゃるんですね〜〜、私ら庶民はコロナでいろいろ大変なんですよ〜。旅行にもいけませんし、飲食店もすぐ閉まっちゃうし」
「ん?キミもともと旅行なんて行ってた??」
「え」
「外国に旅行行きたいけど行けない、仕事忙しいからお金ないからって言ってた気がするんだが?」
「そういえば・・・」
「この二年間、こういう状況でもフランスやらイタリアやら渡航する人はしてるよ。僕も去年の10月はイタリア戻ったしね」
「それは、、そうですけど、そういう自由な人は元からそうやって自由に動けるようにしてた人たちなんじゃないでしょうか??貯金があるとか、オンラインで仕事してるとか」
「そうかな。 例えばだが、2012年頃に夫婦でレッスンを受けに来た東京の人がいてね、夢はアメリカに移住して悠々自適に暮らすことだって言ってたよ」
「あーーいいですね。アメリカも。オシャレそう」
「その人がね、貯金は3000万あるって」
「すごいですねー」
「お子さんもいないし、40過ぎのカップルだったんだけどね。でも『貯金が足りないから無理なんです』って言ってたよ」
「はあ、、、やっぱ老後とか親の介護のこととかでしょうか?」
「さあね。そんなところだろうけど。でもね、他の人の例だけども、貯金ゼロ準備ゼロでいきなりパリに移住した女性がいたよ」
「えっ!それは、、、すごいですね〜勇気あるっていうか、お若いんですかね?」
「36歳でお子さんがいらっしゃるって言ってたよ」
「それは、、、」
「移住したその日にパリオペラ座で公演するのが決まって、有名なプロダクションに所属することになってたなあ」
「それはすごすぎますね」
「ああ、そうだね。でもね、僕が言いたいのはねこういうことたよ。『そうしたいと思った時がタイミング』ってこと。 気が熟すとか、タイミングを待つっていうことあるじゃない。でもね、これまでの経験なんだけども、タイミングつて結局心の準備ができた時を言うんじゃないかな? タラレバってさ、条件つけて、口を開けて待っててもお餅は落ちてこないぜ」
「そうですね、、」
「餅見つけたらさっさと食べないとな。硬くなっちゃうと不味い」
「餅ですか!一升餅ですね!」
「こぼらやん」
簡単に考えればいい。
難しく考えれば考えるほど、難しくなっていくものだ。
シンプルイズベスト。
タイミングは来るんじゃない。
自分でタイミングを作る!引き寄せる!
その気持ちでいれば、いつだってベストタイミングになるのだ!
声のこともそう。
正直言って、相川レッスンはめったに受けられない。
そもそもvip向けだし、ほとんど外国にいるし、おまけに募集されるのは気まぐれだから。
11月はオンライン体験レッスンがある。
これは珍しい!
今こそタイミングをつかんだらいい!
気軽にお申し込みあれ!