「声がこもりがちで、聞き返されることが多いんです。」
「はあ」


「元々話し上手な方ではないと思うんですけど、仕事柄プレゼンの機会はかなり多くて」
「はい」

「英語で仕事する機会があるので、そうなると余計に相手に伝わるように声を出さなくてはいけないんです」
「はい」

「どうすればいいでしょうか」
「とりあえず、基本からやってみましょう。では、ブリッジブレスから」

「え?なんですかそれ?」
「はい、呼吸のワークです。横隔膜をひゅいっと伸ばして、自然と息が吸えるようになります」

「そうなんですか。でも、呼吸と声ってどんな関係があるんですか?」
「はい、息なしで声出せますか?」

「え?いや、無理ですね。」
「そうなんです。息を声帯に通して、声帯を震わせる事によって音が出ます。なので、息のコントロールは声のコントロールに繋がってるわけなんです」

「なるほど!わかりました」
「では早速やってみましょう!」

「・・・・アイタタタ。首痛いです」
「うーむ、じゃやめましょう。こりゃ、下半身ストレッチをやってみましょう」

「ストレッチですか?」
「はい。なんで足伸ばすことが声に関係あるのかナゾだと思うんですが、結構関係あるんです」

「なんでですか??」
「全身の筋肉は繋がってます。ぐるぐる巻きにしたゴムボールみたいなもんです。外側も内側もあるんです。で、呼吸の筋肉というと主に内側にあるんですが股関節の筋肉ほぐすと、実は深い呼吸が自然とできるようになります」

「股関節と息が関係あったんですか!!それは初耳です!」
「はい。声の世界は深いです」

ここのところ、声診断やらコンサルティング的な内容をたくさん書いてますけど、ボイトレもやってます。
というか、『どうすればこの人の声がもっと出るようになるわけ?!』と問いかけ続けて工夫していると、自然とメンタルも視野に入ってきます。
それに体のことも。

声は、その人の骨格の響きです。

主に、鼻、口、のどの骨の空間が響いて、その人の声を形作っています。

声が通らないとか、自分らしい声がわからない、気持ちよく声が出せない、自分の声がキライ、という悩みは。

本人の骨格を最大限響くようにすれば解決します。

骨が響かない原因は、筋肉のストレスです。

なので、のびーーーっと、ぷるぷるっとほぐしてあげればだいたい声は出るようになります。

プリンになろう。

でも、押しても叩いてもほぐしても効果ないときあるんです。

こういう時は、心に入っていくといいというのを学びました。

そのストレスの原因って何?

よく見せたい、自分がキライ、焦り、不安。

そういう心のブレーキを外せば、自然とストレスがリリースされて、結果として声が出ます。

それって仕事や恋愛、人生とイコール!

仕事上手くいかない人は、不必要な思い込みにとらわれてるのです。
恋愛うまくいかない人は、自分のことを認めてないのです。
人生上手くいってない人は、自意識過剰で現実が見えてないのです。

本当に声から人生が変わってしまうのは、そういうブレーキを外すから。

DVD初級の手順通りに声出せば、それが実感できます。

エッセンスを凝縮したので。

ボイトレDVDの詳細はhttps://www.sora-oto.info/shop/