ナポリピッツアのダミケーレが横浜にできたらしいってばよ!!
東京恵比寿にもあるのだけれど、味はバッチリ。
ナポリとの違いは、値段と雰囲気とサービスか。
ということでみなとみらい!
凝ってるよなー
ナポリの本店なんて、でっかくて椅子とテーブルがごった返している食堂って感じなのだけれど、ここはファッショナブルでオシャレです😅
日本ではイタリア料理はオシャレヨーロピアンだからな、、、、
ホントは大戸屋の定食みたいなもんなんだけど、、、
東京のイタリア風料理店やバールで
「ボンジョルノ!」
ってスタッフさんに声かけられると、あ、ボンジョールノ、パルリイタリアーノ??(イタリア語はなすんですか?)って反応しちゃう。
すると相手は
「??」
と反応するのだから、困ってしまうな。
ともあれ、みなとみらいダミケーレは、まさにルンゴマーレディナポリにあるピザ屋、ソルビッロと近い雰囲気だった。
海辺のソルビッロ! 爽やかで大好きなロケーション。それに、ピザ屋なのにワイン飲める😍
ここ5年で、東京・京都に外見・内装がかっこいいホテルやレストランがとても増えた。
そういう場所にいくと、いつもかなりガッカリしてしまうのだ。
それは、サービスレベルの低さ。
スタッフが育っていない。
多分、外見や内装は、有名なナントカデザイナーとかがやってて、それはハイセンスで素敵なんだけれども。
まずスタッフがお客を見ていない。
動きが雑で無駄が多い。
料理や飲み物、インテリアの由来などを知らない。聞かれても答えられない。 むしろそういうのを聞かれたときに、『なんでそんなこと聞くの??』みたいな反応だ。
ホスピタリティがないな・・・と感じてしまう。
日本で素晴らしいなと感じたサービスは、パークハイアット東京、リッツ・カールトン大阪、帝国ホテル大阪。 銀座のサバティーニさんには一流のカメリエレさんがいた。
京都では、今出川おばんざいの和さびさん、五条ののち家さん、それに京都大原の茶谷さん。
イタリアではダントツでトッレサラチーノ!! 安定の二つ星レストランだ。
お金を払ってのものではない、心からのおもてなしは、いつもイタリアにいるときに感じている。
友人のルイージや、お隣のアンナ。
おうちにお邪魔したら、笑顔でハグキス『チャオヨースケ』そして、美味しいカッフェを飲ませてくれる。
心の暖かさ。余裕を感じる。
最近お世話になっている京都・北山の知の巨人とお会いする時も、いつもそんな風にもてなしてくださる。
感謝だ・・・
サービス・おもてなしというのは、やはり、それそのものが大好きな人がやるべきもの。
やりたくない人がやるサービスは、本当にマズイヒドイものになってしまうから。
それを痛感したのは、西麻布のアンティキサポーリさんだった。
料理もワインも内装も完璧。 なのになぜか接客をしてくれるスタッフたちが殺気立っている😓
なんで??? 直接きいたら、このお店のポリシーは、新米シェフはサービスもやれ!だったから。
そうか、、、料理だけやりたい人に、サービスなんてさせるからこうなっているのか、ということだった。
確かに、そういう一流店で修行したシェフたちは、将来独立して自分のみせをやることになるのだろう。
だから接客の心得を学んでおいた方がいい、、、というのは親心だろうし、将来のためを考えれば合理的かもしれない。
でも、私は、お客として行く店で、イヤイヤやってるような未熟なサービスは受けたくない😅
イタリアでは、バリスタは立派な職業だし、カメリエレ(接客スタッフのようなポジション)だって立派なプロの職業だ。
食材や内装を本場顔負けにしてくれるのは嬉しいけれど、カメリエレのプロもちゃんと輸入してくれると本当にありがたいなと思うのです。
食はお腹を満たすためのものではない。
食は、心を満たすものだから。