ここはイタリア・カンパーニャ地方のパエストゥム遺跡。

世界遺産!

ウチから近いのに、これまでなぜか足を伸ばしていなかったのだ。

カゼルタ宮殿もまた同じ。


灯台下暗し。


古代ギリシア人たちが作った町。





2月末のこの日、わりとイタリア人たちが多く来ている。


地元から高速で2時間半。

ヴェズーヴィオが見える

パエストゥム遺跡は外から中から見ることができる。

遺跡の敷地内にはこんなスペースもある

ブティックにオープンカフェ

まだ肌寒いし、営業時間短縮で静かだが、別の店には人だかりができていた

この近辺はモッツァレラの発祥の地

バッティパッリャというエリアだ
牛が住んでいる。

売り切れで結局モッツァレラは買えず、、
人種差別もひどいし帰宅だ


にゃーーん

ひらひらさん
「あーー!こがお!!」


本当の名前はオンブラ。
影という意味らしいが、ひらひらさんからすれば小顔らしい


じぃっ

この日は料理飽きた

いつも作ってると、たまに面倒になるのだ

同じことの繰り返しは飽きる



ひらひらさん
「今日は私がつくります。つくりますよ」


できた!!


何ができたのだ?


ひらひらさん
「イモです。コロッケなんですよ」

あらー


まーー

ストックしておいたジャガイモが全部なくなってる、、

平和だ

なんとなく、夕方に山に登りたくなった


モンテファイート。

車で1時間。

霧が立ち込めている・・・

これは遭難するかも・・・



ということで、山頂までは行かず途中で引き返した。


帰りには美しい夜景が

ソレント岬、カプリ島まで見渡せる

フニクリフニクラの歌で有名な登山鉄道は、この山に登るためのロープウェイだったらしい。

乗ったことがないので、今でもあるのかは定かではない。



満たされていると、不平不満を言うことがなくなる。

人間という存在がちっぽけに感じられるような、懐の深いナポリの自然、そしておおらかな人々。


歌うことで明るくなり、踊ることで意気投合し、ともに食事して友好を深める・・・


太鼓の昔からヒトが繰り返してきたこと。

どれだけインターネットや飛行機が便利になっても、人間本来の姿は少しも変わりはしない。

結局のところ、その当たり前の中にこそ幸せがあるのだ。

自分にとって心地が良い日常。