今回、話すことをお仕事にしている人限定で短期集中1dayボイトレを企画する。
「ホンネを言うと、私、とても飽きっぽいんです・・・」
「長い期間、同じことを何度も繰り返すことが苦手なんです・・・目がクラクラしてしまいます」
「自分にとって重要なイベントが控えていて、その前にボイトレしておきたい」
「短期間で努力ナシにできるボイトレってありませんか??」
「一瞬で声がよくなると最高なんですけれども・・・」
ある!!
当然だ。
プロフェッショナルとは、その分野に要する時間を節約する専門家。
私は声のプロフェッショナル。
おかげさまで1レッスン300万円でもはるばる遠くから受講生がきてくださるわけだが・・・
それには理由がある。
それは、一瞬で 人生が変わるボイストレーニングだからだ。
今の声で表現できるようになるまで、それはもう多大な努力をしてきた。
朗読、ナレーション、歌、演劇、ミュージカル、声明、落語、スピーチ・・・・
21歳で独立してからというもの、毎日何時間も練習したり、イタリアの音楽学校に通ったり、俳優養成所に通ったり、さらに数百のステージでの実践・・・
何十冊という声の専門書、医学関係書、論文なども読んだ。
その道のプロになろうというなら、その時間は必要なのかもしれない。
だが、あなたがその全てを学ぶ必要はないのだ。
当然だ。
あなたにはあなただけの使命がある。
私が代わりにエッセンスを濃縮しよう!
声は細かな違いの積み重ね。
最も即効性が高く効果性が高いボイトレだけを選び取ってあなたにプレゼントしよう!
実際、声の変化が起きるのは『一瞬』なのだ。
どれだけ努力を重ねようと、どれだけ勉強しようと、その『一瞬』を経験しない限りはただの徒労に終わってしまう。
声のブレイクスルー。
これをあなたに経験してもらう。
レッスンを受けに来る人を見ていると、コツコツ努力型の人もいれば飽き性の気分屋もいる。
努力型の人は真面目だから一見良さそうに見えるのだが、そこには落とし穴がある。
私自身、かなりコツコツ努力型の学び方をするタイプだからそれが痛いほどわかる。。。。
真面目な人ほど、固定概念にとらわれやすい。
頭がいい人ほど、思考にとらわれがち。
感情をコントロールするのがうまい反面、本当に自分が感じていることが何かわからなくなってしまうのだ。
我慢強いことはボイトレにおいてプラス要素ではないのである。
声についていうならば、知性は邪魔。
本能で表現することを妨げるのが知性だからだ。
反対に、気分屋の人は気分を重視するから、感覚の違いに敏感。
声というのは感覚的な要素が強いので、感情を素直に表現する彼らは、実はダイレクトな変化が出やすいのだ。
我慢できない性格な人ほど、自分自身の『心地よさ』に敏感なものだ。
ボイトレで重要なことの一つが『心地よいか』どうかなだけに、このセンサーが敏感な彼らはとても有利なのである。
アーティストの中でも、特に歌手に独特な感性の人が多いのはここが理由だと思われる。
さて、ブレイクスルー後の声と、その前というのは全く違う別といってもいい。
『当たり前』だと信じていたことを手放した結果、訪れるのがブレイクスルーだからだ。
ブレイクスルーして初めて、何がダメだったのかがわかるものだ。
例えば私の場合、その道の一流の先生に師事し、いろいろな角度から声について声の表現について学んできた。
身につけるために日々コツコツ練習もした。
だが、満足いく声というのがどうしても出なかった。。。
悩んだ。
わからない。。。
あぁ。。。。
そんなある日、イタリア・ナポリの自宅から歩いて5分のところにある公園に行ったときのこと。
「らららーーーーフンフンフン」
ホワ? おじさんが歌ってる?? 何やらほうきで掃除している年配のおじさんが歌っているのだった。
それがとても雰囲気がいい!
いいな!
でも掃除してるぞ??!
なんで掃除しながらであんなに声出るんだ??
話しかけてみた。
「私はこの街が好きなんだよ〜この公園が好きなんだ。だから掃除してるのさ」
なんと! 自らボランティアで掃除してらっしゃるのだった。
好き・・・そうか。。自分だったらどうだろう??
その日から、形式にとらわれるのをやめた。
毎日決まった時間にピアノに向かって発声練習していたのだが、それからは、声を出したい!と思った時に声を出すように変わった。
街中のバールや、友人宅に招かれたときでも気楽に歌うようになった。
それまでは、歌うからには『ちゃんと』『間違えないように』歌わなければならないと思い込んでいた。
それまでは、歌う前にちゃんと用意しなければならないと思っていたので、そんな気軽には声を出せなかったのだ。
無意識の制限。
制限は体の緊張を生む。
本来出るはずのリラックスした伸びやかな声を、キツイ硬いものにしてしまう。
自由な心からの表現、、、
だんだんわかってきた。
ルールを作っていたのは自分。
他人のルールを採用していたのも自分なのだ。
枠を外せるのは自分だけ。
思考を外す。
ガチャり。
そうしてブレイクスルーの日が訪れた。
ナポリで1000人近い観衆の前で歌う機会がきた。
これだけの人数の前で歌ったことはなかったのだが、なんだかワクワクした。
ステージに立った時、お客さんたちの表情がよく見えた。
歌い始めた。
最初の5秒で「うわぁーー!」観客から歓声が上がる。
当然だ。
ナポリ人の大好きな曲。
それを和服を着たニッポン人が歌っているのだから。
徐々に会場全体が一体となってボルテージが上がっていく!
大歓声と拍手に包まれる・・・
終わった。
感動した。
観客たちと同じように、私も。
一つだった。
その時わかった。
声によって感動を分かち合うことができるのだ。
歌う側も聞く側も一緒に。
決してよく見せる必要はない。
誰かみたいにする必要もない。
自由。
ここまで私の体験を語ったのは、レッスン当日をイメージしてもらいたいからだ。
エッセンスはとてもシンプルだった。
リラックスすること。
枠を外すこと。
自由に表現すること。
それを楽しむこと。
誰かみたいに演じないこと。
本来の自分らしく表現すること。
そうして、本来は必要ない『思い込み』で、自分らしい表現を妨げてしまっている要素を取り除く。
そもそもボイトレとは、いらないものを削ぎ落とすプロセスである。
メソッドは数百あるが、その中から今この瞬間のあなたにぴったりの処方箋を選択する。
ボイトレの最中、あなたは一切考える必要はない。
私は自転車の補助輪。
あなたが自分らしい声の表現をすることができるよう全力でお手伝いさせていいただこう!!
レッスン当日は3時間を予定しているが、流れは・・・・
①声診断&ヒアリング
まずは自分の声がどのように聞こえているか分析
その上でどのような表現をしたいか明確化する
②体と呼吸のワーク
生まれ持っている本来の声を最大限響かせるためのボディワーク
自由な表現のために不可欠の息を引き出すブレストレーニング
③感情の解放ワーク・フィーリングリベレイション
普段、人前で表現していない潜在的な感情をあぶり出すワーク
ネガティブ・ポジティブ関係なく表現することで、無意識にセーブしていた声の表現を開拓する
④マイストーリーを紡ぐ
自由な声の表現に必要なパーソナルストーリーを言語化するプロセス
⑤自分らしいキーワード・エピソードを抽出し、独自の身振り手振りを駆使したオリジナルなトークを生みだす
マイストーリーに基づき、気持ちがノるキーワードや、自然とエネルギーが高まるエピソードを言語化
人間心理に基づいたジェスチャーを声の表現とシンクロさせることによって、五感を通じたトーク術に発展させる
⑥発表
ビデオで撮って成果を確認して楽しむ
以上。
想像するだけでワクワクする展開だ!
さて、おかげさまでここのところ個人レッスンの門下生が増え、新しい門下生に継続レッスンをする時間は取れそうにない。
ここは短期集中、一発勝負!
1デイレッスン。
3月24日を選んだ。 春分からほど近いこの日は、天文学的にいうと年に2回しかないタイミングである。 自然界が新たな創造に向けて生気をみなぎらせる時ゆえ、ボイトレにはまたとない絶好の日であろう。
一人一人にじっくり向き合いたいので、今回は3人までの少人数グループレッスンとさせていただく。
楽しみながらスパッとブレイクスルーを得て帰っていただこう!
今からとても楽しみである。
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■スケジュール
3月24日(火)14−17時頃
■場所
東京・新宿区某所
※詳しくはお申し込みの方だけにお伝えします
■受講料
55万円(税込)
※お振込とクレジットカードがお選びいただけます
■お申し込み
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