パレルモの朝。

部屋の鎧戸をあけると表通り。

ここはローマ通りという。

シャンデリアも可愛いホテルであった。

快適!


さて、食い倒れパレルモをあとにして内陸の街ナーロへ。

年に二回通っているこの田舎町。

暖かな人々が待っている。


ナーロ市の警察官カミッロさん
「先生!よくお越し下さった!さあツアーに行こう!」


ナポリ介
「またはじまった!恒例のツアー( ゚д゚) 今回もよろしくたのむ」


カミッロさん
「今日はナーロのカタコンベにいこう! 古代ギリシア時代の墓だ!」



お?

墓の入り口に鉄格子が?

ひらひらさん
「閉じ込めましょうよ。懲らしめましょうよ」


たーすけーてーー


爽やかな昼間だ


カミッロ
「次は友達のうちにお茶を飲みにいこう」


ナポリ介
「ん?お茶か?ああ」


おおーー


みんないる!


ここのオーナーのおばさんはイギリス人!

英国式ティールームを三部屋もっている。

フランス人形が所狭しと並ぶ。

少女やな、!



カミッロ
「いつもの教会にいこう!きょうはバルコニーと鐘楼にのぼろう」


彼が作った教会。


いいなーー


カミッロ
「先生!これたべてくれ!」

ナポリ介
「なんだ?イチジク??」

よくわからないけど熟成してて甘いな!

カタコンベをあとにするか

見晴らしのいいところだ

そのティールームに、昔のラジオが置かれていた。


いったいどんな音がでるのだろう、、


つけてもらった。


クラシックな響きだ、、

映画の中のよう!


そうして訪問を終え、友人であるミケーレとオルガのところへ。

オルガ
「ようこそ!今夜は私のうちにどうぞ!」


ああー


草原が美しい。、




こちらはカタコンベからの見晴らし



そうしてオルガ亭にきたのだが。

ミケーレ
「ヨースーケ!相談があるんだ。日本でも活動したいんだ!」

ナポリ介
「どんとこい!!」

シチリアの有力者との契約。

腕がなるな!!


今を楽しんで生きているのか?

楽しみをあとまわしにしておるだろう?


バカモノ!!


いつ死ぬかもわからぬ命を、粗末に使うんじゃない!


命の使い方を『使命』というのだよ。


どう使っておるのか?

心から誓えるか?

一切後悔ない1日だったのか?

嘘ばかりで己を偽る生き方だろうが!!

今すぐ変えよ!!

つまらぬ生き方をしていることに気づいているか?

気づいたなら今すぐ変えよ!

妥協だらけの人生など全くの無意味であり、無価値である。


誰が価値を決めるのか?

それは収入でも他者評価でもない。


自分の心がそう思うかどうかである。

本来の自分を生きよ!!