【第一印象を最高のものにする】
能楽師武田宗典さんインタビューその2
『伝統芸能である能楽に対して、堅苦しいというイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、能の舞台は実は「ジャズセッション」のようなものなのです。
同じ演者、同じ配役で何度も公演するということがなく、基本的に1回限りの舞台。リハーサルもほとんど行いません。
「シテ(主役)がこう舞ったから、ツレ(脇役)の自分はこう謡おう」
と、本番中に演じ方を変えたりすることもある。
そうしたせめぎ合いが演者にとって面白く、そこを理解していただければ、観る人にとってもますます面白くなります。
作品の解釈が観る人にゆだねられるのも、能の魅力。
能は構成がシンプルな分、観る側が想像力を働かせられる余地が多く、同じ作品を見ても、観客それぞれが異なる解釈をすることがよくある。
ですから、観劇後のおしゃべりもまた楽しみの一つになります。能の舞台は前にせり出していて、演者の息づかいを間近に感じることができます。
目の前の演者たちに身をゆだねて想像の世界に入っていただくと、能でしか得られない大きな感動が味わえるのではないかと思います。』
ーーー能楽師観世流 武田宗典ホームページより
今週日曜は博多.来週日曜は東京でコラボ講演!
≪能楽界のエース武田宗典×トップネイリスト工藤恭子×相川陽介コラボ講演≫
■日時:
・福岡 7月31日(日) 11:00~13:30
・東京 8月7日(日)18;30~21;00
■場所:
・福岡 博多バスターミナルビル9F 第3ホール
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街2−1
・東京 中目黒 カフェブラウンストーン
中目黒駅徒歩6分Cafe Brownstone
03-3710-5535
東京都目黒区東山1-4-13 2F
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13179419/
■参加費:8000円
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