★草食男子の話




今回の内容は、
「おれ、草食男子キャラなんだよな~」

「よく周りの人に、お前ゆるキャラだよねって言われる」

人のための内容です。


さて、先日、とある講座に伺う機会がありました。


世の中には、千差万別の声があるもんですが、その講師の方は、
「ゆるい感じのキャラ」
を自称していらっしゃるほどに、雰囲気の柔らかな方でした。


内容として、ほぐれた雰囲気を作るための技術を学ぶセミナーだったので、そのキャラがぴったりなのだろうなと感じました。


適材適所、ぴったりのテーマに、ぴったりの声があるのは間違いないようです。



例えば、毎日東京から品川まで新幹線で通勤する人はいないですよね(笑)

山手線に乗ったほうが、乗車とか下車とか考えると便利です。


優しい雰囲気の声が持ち味の方は、なるべく優しい雰囲気のテーマを話す、選ぶのが最適ですね。


しかし、理想的には、自分の持ち味にあったシチュエーションだけに対応したいものですが、そうはいかないのが現実ってものんです。


「ゆるい感じのキャラ」というのは、親密さは伝わると思いますが、力強さや信頼感をもってもらえるか。

例えば、数十万円するセミナーやコンサルティングを販売するのが目的だとしたら、「ゆるい・・・」ではどうでしょうか。


人間心理として、やはり、自信がある感じの人や、やる気がある人、バイタリティがある人、安定感のある人、重厚感のある人を選ぶもんですね。



優しい感じの声というのはそれはそれで貴重なので大切にしつつも、信頼感が伝わる声の出し方を知っておきたいものです!





ちなみに、その方の場合は、問題点と改善策は、以下の3つでした。


1、姿勢がかなり猫背で前に飛ばない声

2、「あ」行の発音のときに、口がほとんど縦に開いていないのでこもった声になっている

3、「さ」「た」「ら」行の発音のときに、非常に滑舌が悪く聞き取りにくい



姿勢については、猫背の方にはシュワッチトレーニングをオススメしています。

詳しくはまた書きます。

猫背だと、声が前に飛びにくいのと、こもりやすい傾向がありますし、見た目も美しくないです。


声のことにかかわらず、しっかり姿勢は美しく!
そう在りたいものです。


2、「あ」行の発音については、意識して、指二本が口に縦に入るくらいあけて話すことです。

それを21日間続ければ、習慣になります。
習慣化は、1日、3日、7日、21日の壁を乗り越えることによって、定着するといわれていますね。


3、滑舌について。これは、恐らく、舌の筋肉が弱い・堅いためと思われます。
そのタイプの人は、恐らく、巻き舌の”R”の発音とかできないはずです。

いろいろと、改善方法はありますが、カンタンな練習としては、


「だだだだだだだだ・・・・・」

「られりるれろらろ られりるれろらろ られりるれろらろ・・・・」

と、連呼するのがいいです。
声は出さずに、口元を手で隠しながら、周りの人にバレないようにやりましょう(笑)
僕は、ステージ前によくやっています。



ゆるい感じで、場の雰囲気を和ませる貴重な使命を持った方々!
これからもその使命を活かしつつも、あぁ、どうしても、組織を引っ張っていくとか力強さが必要になった場合は、今回紹介した方法をやってみてくださいね!


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