コラム 「低音で、信頼感のある声を、普段から使えるようにする ためには、どうすればいいですか?」 今回は、こんな質問にお答えしていきたいと思います。 低音の出し方は? 声が高いんですが、どうすれば低い声がでますか? そもそも、低い声って、出せるようになるんですか? なんて、低音について、本当に色々と質問を受けています。 それはたぶん、僕が低音で話しているからでしょうね(笑) 低音のことは、低音の人にきけ!! ってことでしょうか。 とはいえ、うちの生徒さんの6割は女性なんで、そうともいえ ないですが。 低音を、レッスン、そして自主練習することによって出せるよ うになってくると、周りからの評価が変わってくるようです。 ある方は、 「前から思ってたんですけど、○○さんっていい声ですね」 と新卒の女性にいわれたとのこと。 レッスン中に、低音発声の様々なメニューをやり、また、自分 でも自主練習すると、低い声の出し方がわかってきます。 感覚としては、低い声は、普段の声よりも、胸の部分をよく 響かせて声を出す感じです。 胸の部分、すなわち、肋骨です。 響きを高めるには、その部分を意識して発声練習をする必要 があります。 また、呼吸が深まることによって、自然と低音発声が身につい ている男性もいます。 呼吸が深まる、すなわち、胸式呼吸から、腹式呼吸へ。 ボイトレしてないけど、いい声の人っていますよね。 そりゃ、呼吸と、響きが要因です。 低い声を、無理やり作ってしまう人もいます。 タバコを吸ったり、大声を出し続けて、声をからせてしまう のです。 遊びでやってみるのはいいですが、オススメしないですが。 そんな、その場しのぎのワザなど・・・ さて、レッスン中にみにつけた低音発声を、普段の生活の中で 使えるようにするためにはどうすればいいか?? 普段から低音発声をすることができる人いわく 「いつの間にか、自然と低い声でしゃべるようになっていた」 というのが答えです。 これは、真実でしょう(笑) いつの間にかできるようになっている。 そのために、地道に練習を積み重ねるのです。 鉄棒の逆上がりや、自転車にのれるのと一緒で、よほどのこと がない限り、いったん出るようになった低い声が出なくなる ことはありません。 もちろん、よほど体調が悪いとか、手術して人体の一部を欠損 したとかは別です。 比喩として近いのは、英会話でしょう。 さらに、低音がなかなか出せなくて苦労している人には、朗報 です。 英会話、イギリス人やアメリカ人は、フツウ、みんな英語しゃ べってますよね。 あれと同様に、ある程度の低音発声は、男性であれば身に着け ることが可能です。 あとは、継続努力できるか、どうかなんです。 さらに無料で学べるボイトレのコラムはこちら↓ https://www.sora-oto.info/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6/