こんにちは!
声の芸術家、相川陽介です。
ついに、来週の火曜日夜に、初春公演がせまってまいりました。
いよっ!!待ってました!!!
楽しみにお待ちいただいているアナタ!ありがとうございます!
まだまだ、A席若干、B席はまだまだ、空席がありますので、どんどんご友人にご紹介いただければと思います!
初春公演のサイト
こうやって、公演が近づいてくる時の感覚というのは、きっと、このブログを読んでくださっている方とも、共感できるのではないかと思います。
不安と期待。
両方に。
今回の公演は、今までで、一番、工夫し、知恵をしぼり、努力をしているように思います。
自分なりの基準でですけれど。
僕の周りの方は、きっと、
『相川、楽しそうだなぁー』
と、見てくださっているのではないかと思います。
それは、確かに♪
楽しませていただいています。
公演がはじまる前から。
エビの写真とか、キャサリン夫人の写真とか(笑)
ジョークを考えるのも楽しいです。
一個、2時間くらいかけて考えています・・・
しかしね、主催者で、主役で、営業マンで、マーケティング担当者で、財務担当者で、演出家でっていう複数の役割を同時にやるのは、ものすごく大変。
特に、公演に来ていただくように働きかけること。
ものすごくがんばって、伝えて、伝えて、伝えて。
結果は、ちょびっとずつ、ちょびっとずつ、ちょびっとずつでてくるもの。
めまいがするくらい、気が遠くなるくらい。
思えば、こういうことを、6年間、ずっと続けてきました。
声の芸術家としてスタートする前から。
高校生までは、自分の夢のために、ただ、いすに座って勉強することでした。
それで、目標は達成できました。
早稲田に入ってからは、こんなものを提供したいというイベントの、おもしろさを周りの人に伝えていくことでした。
絶対楽しいし、きっと、ためになると思っているのに、伝わらない。
でも、そういうイベントを開催できた時の喜びは、とても大きいものです。
声の芸術家としてスタートして、三回目のライブのとき。
2006年10月のことでした。
その時は、とても厳しいものでした。
50人入る小さな会場に、15人。
がんばって毎日電話して、想いを伝えたのに、僕の知り合いはわずか五人。
『忙しくて、芸術にふれるヒマがない』
『趣味にお金を使えない』
『他にもっとおもしろいことがある』
『ライブがつまらない』
などなど。
おまけに、共演者にプロを雇ったこともあり、赤字が20万円でてしまいました。
それでも、もちろん、主役でしたから。
笑顔で、がんばって、全力でステージに立ちました。
しかし、反応はヒドイものでした。
『へただ』
『プロとして、まずい』
当時は、パフォーマンスもヘタでした。
まだ、人前でパフォーマンスする経験は少なく。
そのライブの後から、当時はすごくイヤでしたけども、アルバイト生活をはじめました。
資本金がなくなり。
その生活が、1年半続きました。
なぜ声の芸術をやっているのか、わからなくなることが何度もありました。
130円の、コンビニのカフェラテを、泣きながら、美味しい、美味しいって飲んだこともありました。
そこまでして、声の芸術をやり続けている理由は?
それは、僕のパフォーマンスを見てくれた方がいった、一言でした。
『相川くんの声で、みんな、感動しているのよ』
そう、僕のパフォーマンスで涙を流してくださっている方がいる。
そのことに気づいたときでした。
そのとき、思いました。
僕でもできることがある。
当時の僕は、上記のような経緯もあり、全然、自分に自信がありませんでした。
だけれど、そんな自信のない僕でも、そんな僕の声で、感動してくれる人がいる。
泣いてくれる人がいる。
そのとき、わかりました。
僕でもできることがある。
くやしいことがあっても。
つらいことがあっても。
今、できることがある。
僕の声が、感動の涙を流させる。
僕の声が、情熱を生み出す。
どんな風な時だって、必ず、自分には、何か、できることがあるんだなと。
今、その瞬間から、4年の歳月がたちました。
想いを伝え続けた結果。
感動して下さったある経営者が出資してくださり、株式会社ソラオトが誕生。
全国で活躍している有名な講演家の方々と、共演させていただけるように。
押切もえ氏から、賞賛のメッセージをいただけるように。
イタリアの世界一流アーティストからの推薦。
企業研修でボイストレーニングを実施。
朗読家でyahoo!google検索日本一に。
体験レッスン参加者が全員、お申込になられる奇跡。
現在、僕は25歳です。
25歳にしては、とても信じられないような評価をいただいている理由。
どう考えても、自分の力ではありません。
一番大きいのは、老人ホームのおじいさん、おばあさんの働きだと思います。
僕は、老人ホームで、250回くらい、公演させていただいてきました。
来週もいきます。
彼らは、現実世界でできることは、ほとんどありません。
特別養護老人ホームなんで、認知症の方ばかり。
たぶん、僕が何いっているか、9割は意味分からないと思います。
目は、ほとんど見えない。
耳も、ほとんど聞こえない。
足も、ほとんど動かない。
お肌だって、もう、しわしわ。
気持ちも、ほとんどうつろ。
だから、250回も通って、泣いてくださる時というのは、2回か3回です。
僕が、絶対に、これだけは決めていることがあります。
それは、元気であることです。
絶対に、いつも、笑顔で、元気に、その場でできる最高のパフォーマンスを提供することです。
アルバイトでクタクタのときも。
今の恵まれた状態でも、変わりません。
これからも、絶対そう。
彼らは、リアルに、死と向き合っています。
毎週、誰か死んでいく。
今までに4回、老人ホームから旅立っていくところに出くわしました。
すごく親しくしていたあるご老人がいました。
毎週2回くらい、その方お一人のために、色々なお話を朗読しました。
その方が亡くなられた時は、結構ショックでした。
でも、自分で言うのもアレですけど、その彼女は、ものすごくラッキーだったと思うんです。
僕がその彼女だったら、すごく幸せだったなぁって思って、向こうの世界に戻れる。
ともあれ。
僕らだって、明日もしかしたら、死んでしまうことがあるかもしれない。
事故とか。
病気とか。
だからこそ、僕は、パフォーマンスするときは、絶対に全力を出すようにしているのです。
後悔しないように。
3月1日の初春公演でも、もちろん、全身全霊で、声の芸術をさせていただきます。
ぜひ、この機会に、会場でご覧になってくださいね!
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『イタリアと押切もえが認めた、七色の声の芸術家 相川陽介 初春公演』
http://bit.ly/koe-haru
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◯日時:三月一日(火)十九時開場 十九時半開始
◯会場: 大田区 あぷりこホール 小ホール(蒲田駅 徒歩3分)
◯出演: 声の芸術家 相川陽介
◯チケット:
S席:10,000円 (残4席)
A席:5,000円
B席:3,000円
●申込み・詳細はこちら●
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