おはようございます!
声の芸術家、相川陽介です。




今朝は、初春公演にかける、僕の想いをお話させていただければと思います。




そもそも、声の芸術家って、なに?




どんなことする人なの?声優?







その全ての答えが、ステージにあります。









僕が、この公演をする理由というのは、遡ること、約20年の歳月を必要とします。








場所は、九州の福岡。

僕は小学校一年生でした。
名前があいかわ、ですので、出席番号は一番。

で、一番前の席に座っていました。

一年生の一時間目の授業!

国語でした。





先生がいいました。






『それでは、教科書の一ページを、、、、、あいかわくん、読んでください』






ドキッ!
僕だ!






『は、はい。』






教科書を読み始める。





読み進める。




『くすくすっ』







え?なに?








『ははっ』









あ!










教室の人たちが笑ってる!
















もしかして、僕の朗読がおもしろかったのかな?



もしかして、僕って、朗読上手なのかな?











先生がいいました。



『あいかわくん、朗読が上手ね』









う、うれしい!







子供だった僕は、思いました。


朗読、おもしろい。




きっと、大人になったら、こういう仕事をしよう。





その仕事ってなにかな?



うーーん、アナウンサーかなぁ?



なれるといいなぁ!



なれるといいなぁ!











にこにこ喜ぶ、僕の後ろに座っていた子供が、一言、いいました。







『・・・調子にのんなよ』







あ、




僕、ごめんなさい、調子にのっちゃった。



いけない。いけない。




それから、15年の月日が流れました。






その間は、剣道をして、勉強をして、恋をして、小さな『学校』という空間で生きていました。






高校三年生の夏に、国連事務総長になろうという夢を持ちました。




それは、新聞を読んだからです。

パレスチナ紛争の記事でした。



憤り、思いました。

誰かなんとかしなくてはいけない。


誰が、できる?

そうだ、国連事務総長だ。







さらに勉強して、いい大学にはいることができました。






早稲田へ、上京してきました。






刺激的な東京という環境。



様々な人との出会い。



念願の、国連の機関でインターンシップを1年間。



ルーマニアにある平和研究所での、平和とはなにかの探求。



帰国後、コンサルティング会社での見習いを1年間。



電話営業の会社での苛烈な営業の半年間。



そんな体験を通じて、結局、自分はどうしたいのか?




世界で最も平和について詳しい学者の一人、カイ・フルシチョフ氏は、僕のこういいました。




『自分が幸せであることによって、他者に共感できる。共感の心こそが平和なのだ』




じゃぁ、自分の幸せってなに?




そもそもなにをやりたいの?




僕は、平和への貢献を『すべき』だと思って、全力で走っていました。



でも、それは『すべき』であって、本当は『したい』ではないのではないか?



つまづいていました。



では、『したい』はなにか?







その質問への答えが、自分にとっては
『声の芸術家』
でした。





そんな、芸術家なんて、いったい、世界になんの貢献ができるのか?

世の中に星の数ほどいる、有象無象の役者と、なにが違う?

何年たっても自立できないかもしれない。

せっかく早稲田に入ってまで、国連に関わってまで、がんばってきたのに!

それでいいのか?









それでも、自分の心は、そうだといっていました。
僕は、自分の声を使って、自然や愛の美しさを表現したい。




本当にやりたいこと。



それを覆い隠していたプライドとか、見栄とか、そういう心の氷のようなものが、涙とともにながれおちていきました。









初春公演は、その原点に立ち戻っての表現です。








自分の声を使って、自然や愛の美しさを表現したい。

言葉にすれば、たったそれだけのことをし続けることが、どれだけ大変なことかは、初めてから今に至るまでの様々な試練を通じて、深く学ばせていただきました。






350回のステージを経てきて。





自分の声に感動し、涙を流してくださる方、ありがとうと言ってくださる方々がいる。



そんな方がいると、あぁ、こんな僕でもできることがあるんだな、とうれしい気持ちになります。



僕は、これまで何百回か、老人ホームにいって、そこの皆さんにパフォーマンスをお届けしていま
す。


昨日もいってきました。


特別養護老人ホームなので、もはや言葉が理解できない人、歩けない人、目が見えない人、意識がないが心臓が動いている人、耳が聞こえない人が多いです。



もはや、愛する夫ともお別れして。



友人もいなくなってしまって。



痴呆症で、施設の外には出られない。



そんな、人生の夕暮れに生きている人たち。



そういうと、悲しい、かわいそうな感じがするかもしれませんが、意外にそうでもありません。



カラオケを歌ったり、ゲームをしたり、お風呂にゆっくりつかったり。



結構楽しんでいる方もいます。



そこに僕がいきますと、まず、無条件に喜んでもらえるのです。



若くて元気なだけで充分。



パフォーマンスのクオリティではなく、『元気』が一番。



そういう方々が、こんな言葉をかけてくれます。






『あぁ、ありがとう、ありがとう』



『楽しい時間だったよ。次はいつきてくれるの?』







そんな言葉の数々が、僕に自信を与えてくれます。







僕には、夢があります。


相川流の声の芸術の道を確立し、世界中で声の芸術家をすること!

去年までは、夢でしかなかったものが、いま、どんどん現実の世界に出現しています。

これからも、ますます、声の芸術家としての仕事を通じて、

『感動した』

『涙がでました』

『元気がでた』

『楽しかった』

『ありがとう』

を作っていきたいと思います!




これからも、ぜひ、応援、よろしくお願いいたします!






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『イタリアと押切もえが認めた、七色の声の芸術家 相川陽介 初春公演』
http://bit.ly/koe-haru
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◯日時:三月一日(火)十九時開場 十九時半開始
◯会場: 大田区 あぷりこホール 小ホール(蒲田駅 徒歩3分)
◯出演: 声の芸術家 相川陽介

◯チケット:
S席:10,000円 (残6席)
A席:5,000円
B席:3,000円

●申込み・詳細はこちら●
photo:01


http://bit.ly/koe-haru
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