こんにちは!

恵比寿の話し方ボイストレーニング、ソラオトの声の芸術家相川陽介です。



今日は、要望が多い、カツゼツについての話です。

本当に、カツゼツが原因なのか??

役者や声優アナウンサー歌手になる人以外でボイストレーニング
に興味を持つ人、つまりビジネスパーソン。


ニーズのトップ3に入るのが、
カツゼツをよくしたい

です。


なので、ビジネスパーソン向けのボイストレーニング、すなわち話し声
トレーニングのメニューは、カツゼツ矯正メニューが中心なようです。


具体的に、アナウンサー的な『正しい発音』『正確な話し方』を目指す
ものです。


しかし、疑問。


本当にカツゼツよくするのが目的?


僕は、違うんじゃないかと思います。


レッスンを始める前に、必ず15分程度ヒアリングをすると、カツゼツよ
くしたい理由は、

『新規顧客を獲得するために、話しの説得力を高めたい』
『プレゼン能力上げて、営業成績上げたい』
『頭がいい人だと思われたい』
『信頼感ある話し方をしたい、そういう声になりたい』
『聞き手をあきさせない、インパクトある声で話したい』
など、だったりします。

ちなみに、カツゼツトレーニングは、それはそれで必要です。

お伝えしたいのは、トレーニングする目的を履き違えないようにしてほ
しいということですね。

ちゃんとしたボイストレーナーは、
『カツゼツですね、わかりました』
と、あなたのカツゼツをよくするために全力を尽くしてくれるでしょう。


しかし、感情マーケティングという言葉があるように、時代は感性、直感。

カツゼツの日本一、NHKアナウンサーのニュースを聞いて感動したことありますか?

心動かされたことがありますか?


カツゼツは、情報を正確に伝えるためにあって、心を動かすためには
不十分なのです。


ボイストレーニングをしたいときは、
『なんのためにしたいのか?』
を明確にすることがとても大切です。


まあ、相川の場合、その目的を言われても、本当にそれを望んでいる
か、NLPのVAKでチェックして、さらに深く突っ込みますけど(笑)

自分が本当に何を望んでいるか?というのは、意外と客観的な第三者の方が見えたり
しますよね。

さて、カツゼツには、当然ながらコツがあります。
挙げていきますと・・・


1、はっきり聞き取れるだけの声量
2、舌の筋肉の運動性能
3、表情筋の運動性能
4、正確な発音の知識
5、一定量以上の安定した呼吸量


など。
おぉ、結構いろいろあるんだな・・・と思われますね。
そりゃそうです(笑)

だからプロが存在するわけで。

今回は、舌の筋肉について。


カツゼツをよくするひとつの要素、舌の筋肉。
これを鍛えるためには、下記のトレーニングが効果的です!



1、「れろれろれろれろ・・・・・・」
を繰り返す


2、「ダデヂヅデドダド・・・・」
を繰り返す

3、「ラレリルレロラロ・・・・」
を繰り返す

4、「この竹垣に竹立てかけたのは 竹立てかけたかったから 竹立てかけたのです」
を暗記して繰り返す


など。
これは、繰り返しトレーニングあるのみ!


「自分はカツゼツが悪いと思っているが、どうすればいいでしょうか?」


「私の場合、原因はなんでしょうか?」


そういう方は、一度、ききに来ていただければ、解決できます!

体験グループレッスンにどうぞ。


by相川陽介