こんにちは!
恵比寿でヴォイストレーニングしている相川陽介です。


今回は、声美人のハナシです。


先日、新宿三丁目の寄席、
「末広亭」
に伺った帰り、ルノアールでお茶しているときの出来事です。


僕が読書している脇に、10人くらいのおばさまとおじさまが入ってきました。


「なのよねーー」

「そうなのーーーーッヤダーーーー!」


わぁぁ。。と思いつつ、観察してました。

目を閉じました。


50から60歳くらいになりますと、おばさまは声が低くなります。


老化現象。


反対に男性は、声がかすれ、甲高くなる傾向があります。


目を閉じると、声が聞こえるわけで。


その中に、一人だけ、30代の男性の声が混じっていました。

ん?

と思って目を開けると、そこに30代の男性はいません。
あれ??

よく聞いてみると、話の中心になっているのは、その若い声の人。


その人は、60代の外見なのに、声が若い。
どうやら、末広亭で一席やられた落語家が、ファンと懇親会している模様だったのです。


なるほどな、と思いました。


落語家さんというのは、まさに声の仕事。


しかし、2パターンに分かれます


1、年を重ねても、若々しい声をキープしている落語家


2、まだ30代なのに、老人のような声になっている落語家


この記事を読んでくださっている方は、落語家じゃないと思うんですが(笑)


でも、1と2、自分がなるんだったらどうなりたいですか?


そりゃ1がいいわい!!


なぜ2になるのか?

原因は、落語家の師匠はヴォイストレーナーじゃないので、発声法は教えてないから。


簡単。


ヴォイストレーナー的見地から言いますと

1、ノドに負担がかかる発声を続けているから
2、下半身の柔軟性
3、ノドの休息不足


です。
特に、1ですね。

すなわち、ノドを閉めた状態で発声をしているということです。
ただし、落語には演じわけが存在するんで、ノドを閉めた発声で女性の声を出したりしますから、やむをえないところはあります。


しかし、我々、一般社会に生きる人間に、演じわけはあまりないですね(笑)


ノドを閉めずに発声するには?


1、両手の人差し指を耳の下に当てる

2、あごを下に下げる感じで口を大きく開ける

3、人差し指で、耳の下にくぼみができていることを確認する

4、その状態で、声を出してみる


をやってみてください。
この状態が、大抵はノドが開いた状態です。

このノドの状態を覚えて、日常的な会話の時に使えばOKです。


「これでできてますか?」

「わたしもノドがかれやすいんですが・・・」


という人は、体験レッスンがありますんで、この記事を読んでからお越しくださいね♪

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