こんにちは!
声の芸術家相川陽介であります。


5月11日。

2009年、約半分であります。

しっかりやらんといけません。


さぁて、あと3週間ほどで、
「武士の一分」5月29日夜 
「ノルウェイの森」5月30日夜
の、朗読ライブがあります。


「とにかく、おもしろい作品を朗読したい」


という強い思いから、通常選択しないような演目に挑戦し続けてしまいます。。。


毎回自分も大変だし、キャスト・スタッフ一同も大変です。

でも、やっぱりおもしろいものを追求したいわけで。


そういえば、先ほど、歌舞伎役者 中村獅童氏の著作を拝見いたしました。
タイトルが、
「歌舞伎座の怪人」

あぁ、タイトルみて買ってしまいました(笑)


芸人、役者さん、ミュージシャンさんが書かれた著作ですきなのが何冊かあります。


矢沢永吉氏の「成り上がり」

伊原剛志氏の「志して候」


です。

矢沢さんの本は、とても感動しました。
ライターが糸井重里さんってのもあるだろうけれど、矢沢さんの想いがどどどって伝わってきます。

生。

なま、であるのがすごい。

伊原さんの話も、生。
そりゃ、タイトルもかっこいいけど、中身のある本でした。
おもしろいこと、つらいこと、いいこと、悪いこと、素のままのよさが伝わってくる。


僕はもともと、お二人のファンではありませんが、読んだ後にファンになってしまいました♪


その点、中村獅童さんの本は・・・

ううむ・・・


僕の好みではないなと。
かなり残念。

既存ファン?の方は喜ぶのだろうなぁ・・・


獅童さんの芝居は生で体感しているし、そのすごさは感じることができるのでいいけど!!


生の感情が伝わるには?


自分なりの考えでは、


「成りきろうとする」


より


「そう、在る」


ということではないかと思います。

自分=役、であると感じること。
朗読で、生の役を演じるために、効果的だと思う手段は

・その登場人物の心の機微を感じるまで読む
・その役の人生観を感じる
・彼が経てきた道のりを、実際に歩んでみる
・自分の体験と、役の体験を結びつける努力をする


かと。


最近、自分の中で「役作り」がテーマです。

オペラ座の怪人では、怪人エリックの生活していたであろう、地下の空間にいってきました。

洞窟。

薄暗く、静かで、音にとても敏感になる空間。
孤独で、怖くて、内向する淋しい空間。

これを体験しといたお陰で、かなりエリックの気持ちを自分のものにできた気がします。


5月は、武士の一分とノルウェイ。

武士の一分は、侍です。
まず、剣道の道場に参ります♪
それから、盲目を体感すること、何かやろうと思っています。

ノルウェイ、学生、20歳です。
早稲田にでもいってみます♪
ヒロイン直子と。

声の道って、本当におもしろいなぁ・・・

あなたはどんな役を演じてみたいですか??