2019 3/2,3
通ってる学校で卒業ライブがありました。
学校が主催するライブはこれが本当の最後になるわけで、いろんな人がいろんな思いを背負って臨んでるライブです。
僕もいろんなことを思いながらこのライブに臨みました。
僕にとっての音楽とこの学校で過ごした思い出について正直な文章にしようと思います。
卒業といういい機会なので適当に回顧させてください。
読まれるためには書きません💭
僕は中学生3年生の時に体育祭の作戦団なるものを務めていました。
みんなを鼓舞するため・最後の体育祭だから思い出を作りたいという思いから「優勝したらみんなの前で歌を歌う」という約束を交わし、見事に優勝を飾ります。
解団式では栄光の架橋を歌うことができました。
中には涙を流して歌を聞いてくれた人もいました。
僕は「人前で歌う」ということを覚えました。
高校に入り自分の歌を誰かに聞いてほしい、そんな理由で軽音楽部に入部しました。
(もちろん歌う事の楽しさも含めてですが)
でも最初は誰とも話が出来ず結局ダメそうな雰囲気が自分の中に漂い始めました。そんな時に僕に声をかけてくれたたのが、のちにバンドを組むドラマーでした。今思えばこれが本気で音楽を続けるか辞めるかのターニングポイントです。
本当に感謝してます。
そのバンドではギタボを務め、B'zやワンオクをはじめとした定番曲、時にマリリンマンソンをやったりといろんな事をしました。
学業の方はというと普通くらい、大学進学を口だけの目標に過ごしていました。
しかし2年を過ぎたあたりから徐々についていけなくなり、学校も遅刻しがちになりした。どっかで単位も落とした気がする。
何がしたいわけでもなくただ大学に進んでも、ダラダラ人生を過ごして終わるんじゃないかなんて思いはじめた頃に
音楽があると思いつきます。
自分の好きな事だったら今みたいに遅刻したりしないだろうし、上手くいかなかったら今と同じになるだけ、やってみよう。
その頃、高校の友達伝いで沖と出会いました。
仲良くなって「日本工学院に行こうと思ってる」と聞いたので(多分そうだよね、間違ってたらごめん)、考えてた尚美を捨てて3年の夏休みにオープンキャンパスに行ってみました。そして何も考えず即決。友達がいる方が心強かったから...
そんなこんなで4月に入学。
入学当初からずっと目標に掲げていたのが「もらったチャンスは全てものにする」事でした。
僕はオリジナル曲を書くのが苦手で、きっとそれができる人たちに先を越されるだろうと思っていたので、なるべくチャンスを生かそうと考えていました。
そうして僕の記憶で最初に舞い込んだチャンスが
「9mm Parabellum Bulletと同じステージに立つ」というものです。
これを生かさない手はないと思い、話をもらったその場で二つ返事をしました。
幸運にもオーディションに合格することができ、満杯の400人の箱で9mm Parabellum Bulletと対バンを果たしました。あの体験は本当に忘れられません。
1年生の12月には科で最も大きなイベントReal Dreamsが行われ、2、3000人を相手にする先輩たちの勇姿を目にします。
もちろん、あそこに立ちたいという思いがありましたが自信がありませんでした。
なぜかというと、僕はオリジナル曲がなかったからです。
書けないといえば嘘になるでしょうが、自信がなかったです。
誰かに自分の曲を作って見せることがどうしてもできず、何度も学校でオリジナル曲の製作を投げていました。
そして僕が2年生になった時、9月がReal Dreamsの音源最終〆切になりました。
それだけ時間があれば曲の一つや二つ書けるだろうと期待していました。
でもそれは未来の自分に期待しただけで、今の自分は何もしていませんでした。
音源提出期限ギリギリになってもちゃんとしたものが出来上がらず、中途半端なものを提出しました。
あれほど自分をバカだと思ったのはありません。
それでもなんとか音源審査を通過し、あとは歌唱審査。しかし曲が曲なだけにやっぱり自信がありませんでした。
それは審査が終わった後も変わりませんでした。
本気で落ちたと思っていました。
僕にはオリジナルがない、表現するソースが歌しかない。
本望かもしれませんが、本当に自分が表現したいものは心の奥底から湧き上がるものであって、それはカバーでは実現できない。
音楽を続けることに自信がなくなってきていました。
単純だけど、すごく大切なものが欠けていたので正直しんどいところもありました。
そんなことを考えながら時間が過ぎ、合格者発表の日。
掲示された紙面には僕の名前とニドネ、まどかの名前。
本当に嬉しかった、ニドネとまどかが合格している事が
でも僕が合格している事は半分喜べなかったです。
なぜなら全力が注げなかったオリジナル曲で、他の誰かの全力の曲や思いを潰してしまったから。
その日はどんな気分でいればいいのか全くわかりませんでした。
できることなら辞退してやろうかなんて事まで思いました。
でもそれは間違った考えだとすぐに思い直しました。
誰かが立つはずのステージに選んでもらったなら、みんなの気持ちも自分の気持ちも背負って全力でぶつけなくちゃいけない。
そう考えてから、Real Dreamsのステージに立つことの責任の大きさを感じました。
まずは曲をどうにかしなきゃいけない、僕は初めて末光先生という方に編曲の相談をしました。
センスのない曲に加え、僕からのアイディアも出ない。末光先生には本当にお手間をかけさせました。
「最後の最後に手間のかかる子になった」と愛のあるウワサも聞きました、、、(笑)申し訳ありません...
でも先生や音源をリメイクしてくださった方々のお力添えを頂いてなんとか形になりました。
ダンサーさんも参加しての大所帯のステージングが決まり本番への緊張が高まります。
レコーディングも終了し、あとは本番という期間。
僕にとって恩師である尾崎先生の特別レッスン週が始まります。
僕とまどかで毎日細部の細部までなんども繰り返しレッスンしていただきました。
その1週間は絶対に忘れることはできません。本当に本当にありがとうございました。
そうして迎えた本番。たくさんの人と作り上げた曲にのせて歌いました。
本当に一瞬の出来事であっという間に終わってしまいました。
僕はほぼ、満足していました。
でも心のどこか少しだけ満ちていないものがありました。
その時は何故かもわからず、誰かに伝えるものでもないのでそのままにしていました。
でも今こうやって振り返ってみると、きっとそのステージが終わりじゃなくて始まりだったからだと思います。
終わったなら100パーセント満足できると思います。
だけど、始まったばかりならほんの少し腑に落ちない部分があってもいいのかなと思います。
そうやって100パーセントを追い求めていくのが自分を表現することなのかなと思います。
これはカバーばかりでライブをしてきた僕にとって初めて感じる感情です。
それくらいReal Dreamsのステージは僕を成長させてくれた気がします。
そして時はたち卒業の時期になります。
ようやく頭に戻ってきましたがもう少し書きます。
もし、もし仮にここまで全て読みきっている方がいたらあなたは3100文字以上を乗り越えています。ヤバすぎです。
会って教えてくれたらなんかあげます。
卒業ライブも振り返ればあっという間です。むしろそれは今までのどのイベントとも変わりはありません。
違うところは思い出すと寂しさがあるところです。
クリエイターの方から依頼された曲目もあり、それをきっかけに仲良くなった人もたくさんいます。本当に僕なんかに頼んでくれてありがとう。
曲も、本番はどれも良かったです。
人生で初めて声優に挑戦したり、いろんな経験をさせてくれました。
そしてもう一つ僕にとって大切なプロジェクト、7人で歌うThis is me。
これはオーディションで選ばれたメンバーが先述の尾崎先生の指導のもと一つの曲を完成させ披露するというもの。
これが非常に難しいのです。
まず洋楽というのがハードルが高く、全員が同じ方向を向いて息を合わせるのが至難でした。
それでも練習を重ねだんだんみんなの息が合い始めます。
そんな中でもとても難しいポイントがありました。
明確なカウントがなくいきなり歌い始めなければならない箇所があるのです。
そこはみちちゃんの担当でした。
歌唱技術云々よりも難しいと僕は思うのですが、やはり練習でも苦戦している様子でした。
オーディションの時僕も失敗しました。
そうして迎えた本番、曲の序盤でそのパートはやってきます。息を飲んで立ち尽くしていました。
なんとほんの少しもズレもなくぴったり頭に歌い始めました。
思わず口角が上がりました。実はその瞬間が卒業ライブで1番思い出に残っています。
そのまま全員でThis is meを歌い上げ、文句なく完璧でした。最高のパフォーマンスを届けることができたと思っています。
メンバーのみんなと尾崎先生、本当に最高の時間をくれてありがとうございました。
そして最後に、自分のメインの演目ではネックだったオリジナル曲を披露しました。
Real Dreamsで改心したかと思いきや、なんとここでもオリジナルが全く書けませんでした。
サポートバンドを頼んでおいて初めてバンド合わせられたのは本番の3日前です。
(3/2から数えれば2日前)
しかもプレイヤーのみんなは他のバンドからも引っ張りだこの忙しさです。
本当にごめんなさい。実は今も最後の企画ライブに向けてもまた色々な迷惑をかけています。
誰も読まない前提で書いているのにこんなとこで謝るものじゃない。必ず何かの形で感謝と謝罪をしなきゃいけない。
そんな見捨てられてもおかしくない筈の状況なのに、メンバーは一発で最高の形に仕上げてくれてしまいます。
頭が上がりません。本当に。
本気で改心しなければ、そう思いながら望んだ本番。
れなの綺麗で優しいピアノから始まり、しんちゃんの心を揺さぶるような芯のあるドラム、もっこちゃんの正確無比で甘いベース、べーちゃんの「それ!」と言わせるようなバッキングと痺れるギターの旋律。
全てが心地よくて、最高のパフォーマンスでした。
こんな僕にこんな思いをさせてくれたみんなに本当に感謝しています。
正直言葉では足りません。
そうして僕の卒業ライブは終わりました。
ここで学んだ2年間と僕の音楽を少しでも誰かに感じさせることができていればボーカリストとして冥利に尽きます。
今までの人生で最も濃い時間を過ごせたこの学校と、ここで出会った全ての人にありがとうが言いたいです。
そんなこんなで書き綴った文章も4500文字を超えました。
これインスタに投稿できるのかな。
(出来ませんでした。)
できなかったら何か別のものに投稿します。
とにかく、
本当にありがとうございます。
そしてこれからも、
大森裕斗をよろしくお願いします。