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教室のレッスンで演歌を練習される方は少ないのですが、石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」を練習されている方がいらっしゃいました。
曲名からも冬の曲ということが分かり、今の時期にピッタリですね。
～上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中～
～私もひとり連絡船に乗り～
青函トンネルが開通する前の東京から北海道への移動ですね。
ＪＲの前身の国鉄を利用する場合では上野駅発の夜行列車に乗り、青森駅で降りて、函館駅に向かう青函連絡船に乗り継いで北海道へ向かうという方法がありました。
今から３０年前までの昭和の出来事ですね。
同様に瀬戸大橋が開通する前の東京から四国への移動も国鉄を利用する場合、東京駅発の夜行列車に乗り、宇野駅（岡山県）で降りて、高松駅に向かう宇高連絡船に乗り継いで四国へ向かうという方法がありました。
上野青森間は多数の夜行列車が運転されていましたが、東京宇野間の夜行列車は１本だけでしたので、四国行は新幹線（岡山駅まで）→快速電車（宇野駅まで）と乗り継ぎ宇高連絡船で四国へ向かうという方法のほうが知名度は高かったと思います。
しかし現在では（当時もそうかもしれませんが？）宇高連絡船よりも青函連絡船のほうが知名度は高いように思います。
歌でも青函連絡船が登場する歌は結構あるようですが、宇高連絡船が登場する歌はあまりないようです。
このことも知名度に影響を与えていると思われます。
連絡船に乗り継いで北海道や四国へ渡る。
これを経験した世代というと３０代後半以上の方ということになるのでしょうか。
現在では上野発の夜行列車も廃止され、時代の流れを感じますね。
「津軽海峡・冬景色」。間違いなく昭和の名曲です。
※懐かしき青函連絡船です
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