読売産経なんて

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国民の知る権利を蹂躙

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昔から艶っぽいデートスポットとは無縁である。
頑張ったのは今は亡きポートピア。
付き合ってはいないが仲の良いふたりは学校をさぼり、雨の中をデートした。
が。
雨のため観覧車以外の運転は見合せ。
彼女を宥めて乗った観覧車からは雨しか見えず、曇り空を一周して地上に降り立った彼女は、少し固い表情で僕の先を歩き続けた。
晴れておればいや。
実は雨とか晴れお金を稼ぐとか関係ないの。
根本的に、僕には一般的なデートスポットなんぞ向きはしない。
そう悟った僕は、少し気になる娘を競馬場へ誘った。
非日常というか、亜空間へ誘い込めば何かの間違いが起こるかもしれない。
今度の日曜、競馬場行かないへ競馬お金賭けるの当たり前やんかっやっぱり嫌ううん。
行く来るんかい。
しかし、これはもう脈アリどころじゃなくないかもはやふたりは結ばキモいそいそ向かった阪遂馬場。
予習は全レースばっちりである。
少しハイトーンな声で彼女にレクチャーをするキモ。
人気馬を切り捨て、穴馬の魅力を語りだす。
彼女は僕の予想に乗っかり、バイト代から遣り繰りしたお金を張り始めた。
ひとつでも的中すれば英雄である。
僕はいつも以上に馬券を強く握りしめた。
が。
が。
全部外れたの。
最終レースが終わり、秋風にハズレ馬券が舞い散るスタンドに、ふたりは腰掛けていた。
彼女は精一杯の笑顔を僕に向けた。
気にしないでね身の置き所なく地面を見つめていた僕は、びっくりして彼女を見上げた。
その後、長い間付き合ってもらった彼女である。
もう遥か昔の話。
彼女には幸せであって欲しい。
二人で行ったら脈アリなスポットランキングmediaid45fromdiary