上を向けば劣等感で死にたくなり、下を向けば調子に乗って今の地位に安住しようとする。
前を向けば何の根拠もない自信に突き動かされて破滅し、後ろを向けば何年も何年も変わらないまま時間だけが過ぎる。
右を向けばありもしない絆に縋ろうとし、左を向けば誰も彼も思い通りにならないことに絶望する。


この5年間はそんな感じで過ぎた。
学んだことが一つあって、要するにどこも見るべきでない。
ここには我と我のあるのみ。

いつか願いが叶うように、魅力的な人間になれるように、ただただ強くなれるように。
あの子は天の高みにいる。