大学生の頃、本腰いれずに適当にマーケティングなどの勉強していたので、
あぁ これ知ってるみたいな内容が出てきてます。
生半端な知識ほど役に立たないものないので、しっかり知識を固めるなりして磐石なものにしていきたいです。
最近、六本木ヒルズに行ってきました。
屋上の催事場では、ANA協賛のプラネタリウム展をやっていました。
では、なぜ、ANAはプラネタリウムの協賛をしたのでしょうか。
考えられる内容としては
①企業のイメージ向上・ブランディングの観点
②社会貢献の一環として
③CSRにのっとった協賛
どれもあると思います。
またANAの考えるCSRは
お客様、株主・投資家 取引先 従業員 地域社会の期待に応えていき、企業価値を高めていきたい
という内容です(HP参照)。
最近では、もう当たりまえの考え方になってしまった。CSRなのですが、
これは、会社の利益のみを追求するのではなく、会社は会社にかかわる人すべてに対して責任を担うという考え方のようなものです。
会社にかかわる人=利害関係者=ステークスホルダー消費者 株主・投資家 取引先 従業員 などに対しての期待に答えていくことを目標としています。
ANAのCSRの考え方で面白いのが地域社会の期待というところにまで考えを広げていいること。
これらをすることで、今回のプラネタリウムの件についても、納得のいく合理的な判断だ、と考えることが出来るわけです。
話は変わりますが、今日Yahoo知恵袋で『CSRをしっかりとしている企業に入りたい』というちえぶーを見ました。
この内容を書いた人と対談をしたくてしょうがない衝動に駆られました。
理屈的にはなってしまいますが、CSRがしっかりしている → 入社したい
という結びつけがわからなかったからです。
CSRがしっかりしている → 従業員に対する福利厚生が手厚いはず → 入社したい
CSRがしっかりしている → 消費者に受け入れられるマーケティングなどをしっかりと行っているはず → 安定した職につきたい → 入社したい
とか考えてしまいます。企業でもこれと同様に、結びつきがわからない お金の使い方がたくさんあります。
会社の社会的責任という意味で、例えば旅行業の場合、
【海外へ旅行に行く人を守るという意味で、治安維持の向上の取り組みを行う。】
また東北大震災で壊れてしまった自然の復興を、【自然というものを利用して旅行を行っている。 そんな自然から利益を得ている企業として自然などの復興支援を行う。】
これはCSRの理にかなっています。
ですが、CSRは企業の収益に見合った形で行わないといけません。
金もない企業が プラネタリウムなんかの協賛になってしまうとそれこそステークスホルダーからとばっちりをうけます。金もないくせに・・・・と
JT●で例えれば
あるグループ企業では売り上げ・経常利益が悪くなったためグループから切り離すということをしている(リストラ)
一方 復興支援という形で 株主の意見も聞かずに 一億円をポンッと寄付する。
一億円稼ぐのってどれだけ大変かわかってるんですかね?
いや、大切ですよ。 東北支援などは、
でも、これから東北の旅行が売れなくなるとわかった時点で
義援するのはなんか、おかしい
やっぱりあれですかね。
ブランドイメージ作り・・・・
一億円を薄めて使って グループ企業にも金が落ちて、東北支援にもなる企画なんて、グループ100社あれば、いっぱい出てくるはず。
各社ごとにプレゼンをして1億を獲得する。
ルック → 東北旅行の格安パック 旅行につき旅行代金の●●パーセントを寄付
ワールドバケーション → 英語の案内板の格安作成。
カーゴ → 東北格安 配送
とか
そしてそれらをメディアで取り上げてもらうほうがよっぽどブランドイメージアップにつながる気がする。
はやく、株式公開して経営陣をきれいにしてくれ。