昔PC-9801で遊んだという方、今は実機が手に入らなくてエミュレータも動かせないという方に、PC-9801を使っているような気分になれるソフト(for windows)を紹介します。
VL-BASIC,NL-BASIC開発者のULprojectです。
上記ホームページから最新バージョンをダウンロードできます。
VLBasic01.exeを実行するとVL-BASICが立ち上がります。
Readme.txtを読んで、サンプルプログラムやこのブログで
紹介しているプログラムを走らせる事ができます。
以下のリンクのPC-9801(N88BASIC)用お絵かきプログラムは
おすすめです。
あやおりとーの さんのホームページです。
元々このお絵かきプログラムを走らせたくて
1年前(2019年9月~11月)にVL-BASICを作りました。
PC-9801を使っている気分その1
長めのプログラムをLOADしてLISTを流している間に、
ctrl+q、ctrl+w、ctrl+shift+q、ctrl+shift+wを押して見て下さい。
PC-9801特有のスムーズスクロールを見ることができます。
PRINT文の繰り返し表示でもスムーズスクロールを見ることができます。(表示速度の問題で全角文字を使用していない
リストの方がスムーズです。)
PC-9801を使っている気分その2
まず、長めのプログラムをLOADしてEDITを実行し、
カーソル下でリストを画面いっぱいに表示させてから
カーソル上を押していくとリストが逆スクロールして表示
されます。PGUP、PGDNも再現しています。
PC-9801を使っている気分その他
monを使って直接Text-VRAMやGVRAMを書き換えてみる。
width 40,20でテキストの文字数をいじってみる。
ctrl+eでカーソル以降の文字を消してみるなど...。
アセンブラなどは非対応ですが、
NL-BASICではRGBプレーン方式のGVRAMなども
再現し、DEF SEG=&HA800:BLOAD "blue.bin"
などもできます。
BASICのみでPC-9801を使うなつかしさは
味わえると思います。
まずはVL-BASIC、NL-BASICで遊んでみて
N88-BASICを懐かしんで下さい。
VL-BASICでは、
1998年ごろに開発した簡易リアルタイム
レイトレーシングを利用できる拡張命令を搭載しています。
もともとOpenGLのレイトレーシング版を作ろうと思い
簡易版リアルタイムレイトレーシングライブラリUL
(user libraryという意味、未公開)を開発しました。
これをVL-BASICで使えるようにしました。
ULprojectはULの開発者という意味で名付けました。
ULは、プリミティブという基本図形を組み合わせた
図形を表示する簡易型のレイトレーシングライブラリ
ですが、球のみ対応の半影を表示する機能や、
遅いですがパスレイトレーシングやフォトンマッピング
等の機能も利用できます。
まずはサンプルプログラムなどを書き換えたりして
遊んで見て下さい。