電力自由化によってこれまで地域独占だった電力業界に多くの新電力会社が参入してきました。さて、実際に電力自由化によって新電力に乗り換えるメリット、そしてデメリットとは何でしょうか。

まずメリットについていくつか取り上げます。最初のメリットは何よりも電気料金が安くなる可能性があるということです。これまで地域独占をしていた電力会社が多くの新規参入会社と価格競争をすることになります。サービスの質も向上するようになるはずです。そしてそうした企業間の競争は利用者にとっては価格が安くなったりとメリットとなるわけです。とはいえ、注意したいのは必ずしもすべての世帯が電気料金が安くなるというわけではありません。特に一人暮らしやオール電化の世帯は割高になってしまう可能性があります。

次のメリットは安定した電気供給を期待できることです。新電力会社だと停電になったりするのではないかと心配している人も多くいます。しかし、すべての電力会社は同じ送電網を利用するのでこれまでどおりの安定した電力供給を期待することができます。

では、実際にどのようなデメリットがあるのでしょうか。必ずしもすべてに当てはまるわけではないのですが、会社によっては解約時に違約金が生じてしまう場合があります。それで、契約時に違約金の発生するケースと条件などを確認しておくべきです。

さらにデメリットとして支払い方法に制限があるということです。大手の場合にはコンビニやカード払いなど様々な方法がありますが、新電力の場合には会社によって支払い方法に制限があります。