世界は便宜的に動き思考し表出し成立する。形骸化した思考が道端に転がっている。あらゆる物事が分別されて情報として世界を飛翔しているが、それを眺める自分としてはなんとも騒々しい世界にしか思えない。人間はたくさんの戦争とたくさんの平和的思考を連綿と過去から現在まで繰り返している。地球は大きい。人間は小さい。人間よりも象の方がでかい。大脳皮質を有するおかげで人間はここまで成長できた。あらゆる経験を土台にして文明を築き文化を伝聞し続けてきた。

歴史を知るものはただ明るくは生きる事ができない。ユダヤ人が約500万人虐殺された第二次世界大戦。空っぽの軍国主義に傾倒した結果、非軍人が多数自殺他殺した戦争。今でもシリアでは内線が続き人間が住める国として機能していない。それを見て見ぬふりをする人類。それは思惑=資本が優先順位一位ゆえに助けません、と宣言している結果。

わからない。我々はなぜ生きているのだろうか。なぜ、そんなに明るく生きることが可能なのか。
謙遜をなくした人類は神の助けを乞うこともなく神の光を浴びることもなく神を求めることもなく経済、資本、お金、権威、権力に傾倒し続ける。それが善であり当たり前のことであるかのように。それがステレオタイプになって良いのだろうか。平和がお金が裕福さが情報が人類を痴呆化したのであればそれらを壊す必要があるだろう。そのように神は考え戦争を人類に齎しているのではないだろうか。

カーニバルが好きな現代人よ。
我々は過去たくさん、人の死を見てきた。たくさんの罪の上に今の世界は成立している。エゴを出す前に後ろを振り返るべきである。それでも、お金に傾倒し情報中毒を続けるのであれば必ず今のシリアのような現状を味わう事になるだろう。その時初めて我々は己の愚を知る。時既に遅し。天国から地獄への分岐点なんて爆弾一つで更新できる。

世界が燃えている。シリアから風が吹き、弾薬の匂いをかぎつける頃には日本は終了している。

猿が笑う。人類の悲哀を

猿が笑う。人類の奢りを

猿が笑う。人類の終焉を

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