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 私はエゴが膨大なために

私のわたしを失い今、ここを感じる事ができなくなる、時がある

無意識にエゴは意識を侵食するために気づいた時には随分遠くまで来ている。沖まで流された舟をなんとか港まで連れ帰ろうと思うが、うまく灯台に光が灯らない。

生きている。健康である。痛みの箇所もない。

完璧である、が、まだ何かを求める。

美味しいものを良い音楽を良い絵を良い睡眠を良い良い良い、、、物が私のわたしを私から遠のかせていく。

それはまるで魔物のようだ。魔物の手先がそこらにいて人間の価値や尊厳や生きる意味を奪っていく。それでも、私は物が好きである。

それに溺れるずに自己の世界をカラフルに色付けして瞑想して深遠なる宇宙を意識下に誘導すること。

本来の人間(原始時代など物質に依存していないそれ)に戻るべく夜はなるったけ瞑想してシンプルな音楽を聞くように心掛ける。

すると、不思議と愛犬も夢の中。彼女も本懐へと潜りてリラックスされているのかな、と人間のエゴが勝手にそのように推測する、そんな日々の泡。