神社へ行きて、

「祓い給え。清め給え」

と願を掛けた結果、私の精神は肉体は魂は健全な形となり健やかなり。

そんな中、ヨウツベにて村上春樹の名言集なるものを見てこれ、

「私が小説を書く理由は個人的存在の尊厳を表に出して光をあてることである」

と言われていた。

非常に深い意味合いであるな、とひとり得心しているとナースコールがなり介護職が利用者様の支えになる。個人的存在の尊厳を保持するがためか、なんなのかはわからぬが、ひとは支えあって生きていかねばならない、とつくづく思うのであった。

もうそろそろ五月というのに寒気が窓の隙間から侵入して肉体を醒ます。