それは3年ほど前のこと
俺は精神的な病に侵され
仕事はおろか、プライベートすらも普段通りに行かない時期があった。
周りは皆、俺を病気だと気遣ってくれていた。
でもそれは、俺には現実を突きつけられているだけに感じた。
そんな中、1人の女の子だけは
病気になる前と変わらない付き合いをしてくれたんだ。
「大丈夫?なんて聞かない。大丈夫じゃないの分かってるから。」
その言葉は今でも覚えてる。
あの日々の中、たった一時でもその人と話せる時間。
メールをやりとり出来る時間。
会ったこともないような人だったけど
何よりの支えで、何より幸せな時間だった。
何より大切で、誰より大切だった。
そんなある日、急に連絡が途絶えた。
今まで支えになっていたものが崩れ落ちたきがして
しばらく何日か涙の日々だった。
その時改めて感じたんだ。
「大好きだったんだ」
と。
その頃にはもう遅かった。
自分は求めすぎた。寄り添おうとしすぎた。
あまりに幸せな時間だった故に。
それが、彼女には負担だったんだと気付いた。
自分勝手な幸せ、支え、癒しを思うあまり
彼女の気持ちを考えることを忘れていた。
長い間悔やんだ。
それからしばらくして自分の気持ちが少しか落ち着いた頃。
想いを曲にしようと思った。
アーティストとして自分が今できること。
ごめんなさい。ありがとう。
大好き。嬉しい。楽しい。
色んな想いを貰った。そんな
大切な日々
1人で作曲なんて不慣れで
なかなか思うようにはいかなかった。
それでもこの1曲には
当時の自分のすべてをぶつけた。
彼女がくれた大切な日々を
永遠にしたかった。形にしたかった。
そんな思いで必死で書いた曲。
彼女に届かなくてもいい。
ただ想いを曲にしたかった。
それから3年ほど経った今。
彼女が放送を見に来たんだ。
しょけんです。なんて冗談からはじまった。
謝りたい。お話したい。
溢れそうになる涙をこらえ
放送を終わらせた。
リスナーのみんな、ごめん。
そして、Skypeの通話を始めた。
俺は泣きたかったはずなのに
楽しくて笑ってた。
「好きだったあの頃の彼女のままだったから。」
3年も期間が空いて、
でもあの頃のことは鮮明に覚えてる。
この3年の間、やりとりしたメールを見返す時もあった。
本当に大切な人で大好きな人だった。
その人と変わらない姿のまま、また話ができたことが何より嬉しかった。
病気治ったよ。
仕事やめたよ。
放送またいくよ。
何気ない会話が幸せな時間。
1度は途絶えた中だけど
またこうして同じ時間を過ごせるなんて
正直思ってなかった。
少しの時間だったけど話せてよかった。
また話そうね。
おやすみ。
そう言って通話は切れました。
どうかこれからもよろしく。
今はただ
ありがとう。
P.S. そんな彼女を想って書いた曲は
改めて煮詰めて、 時間がかかっても必ず作品にするつもりです。
大切な日々を、永遠にするために。