ついたち参りの前にすっきり?しよう。
...ということで、
ついたちのお伊勢参りの前に名古屋近郊で茅の輪くぐってきます。
茅の輪(ちのわ)くぐりは、心身を清める神事。
夏越しの祓(なごしのはらい)の中で行われています。
茅の輪をくぐることで、災いや病を避ける呪力がかかるとされているもの。
円によってつくられた境界をくぐることで切り分けを行うもの。
これまでの時とこれからの時を切り分ける再出発のまじない。
日常と 災いや病とをきりわけるまじない。
先日の6月30日にも、
東京近郊の神社にて茅の輪くぐりをしてきました。
でも、
あす、7月31日にも夏越しの祓(なごしのはらい)があります。
どうして、夏越しの祓(なごしのはらい)の日付がふたつあるのか?
それは、旧暦から新暦に変わった名残が続いているから。
夏越しの祓(なごしのはらい)の神事のは旧暦6月末日に行われていました。
旧暦から現在のカレンダー(新暦)が取り入れられたときに、大きく2つの日付に分かれたようです。
日付重視で「6月30日」に夏越しの祓をする地域、
季節感を保たせようと1か月遅らせた7月末に夏越しの祓をする地域。
お伊勢さんはカレンダーどおり。6月30日に夏越しの祓があった。
わたしの育った地域は7月末派。
乗換駅のある名古屋辺りも7月末に夏越しの祓をするようです。
旧暦と新暦と。両方の日付が混ざり合って
いまも続いていることがおもしろい。
そのおかげで、
茅の輪をくぐってから八朔まいりができる。
(6月30日から一気に8月1日にとぶ)
その不思議

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夏越しの祓を、ざくっといえば、
1年もはんぶんおわったよね。
夏の最も暑い時期もやってくるよね。
だから、心身のようすを振り返ってみるときをもってみようよ。
...そんなおまつりです。
夏越しの祓は、陽の極まれる時期に行われるもの。
水神様をお祀りするためのもの。
夏の病(食あたり、水あたり、水難とか)をさけるまじないと夏の祓が融合した地域もある。
大祓は 冬の寒い時期、陰の極まる時期に行われるもの。
歳神様をおまねきするまえに身ぎれいにしておこうとする祓。
そして、夏越しの祓のときには茅の輪をくぐります。
なぜ、茅の輪なのか。その意味については、また後日。
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今日は、ずいぶん涼しく感じられました。
台風が来る前は連日40度近く会った気温が、
きょうは35度くらいまで。
雲も出てきていて、おひさま隠しているからかな。
写真だとずいぶんと暗く見えるけれども、
結構、おひさまでまぶしかったです。
先日までの痛いようなおひさまに比べるとマイルドですが
公園で遊ぶ子供たちの声が帰ってきました。
こころなしか、セミの声も増えたような。。。
ようやく、聞こえてくるおとが「夏休み」になったようです。
今日も素敵な一日♡ ありがとうございます
あなたが あなたにとっての しあわせの中にあり
きょうも運がいいな♡ とおもえる時をもっていますよう 祈っております
そして、 みなさまがご安全に過ごせますよう祈っております。