新年 あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします
今年は戌年(いぬどし)。
いぬの文字、いぬの顔をかたどった干支飴をいただきました
戌(いぬ)には、
実りを採り入れたあとのようす、
収穫を終えてつぎの用意をするといった意味合いがあります。
ときを味方にして、運が開けていきますようにと
開運を願っていただいた飴。
1月のうちにおいしくいただきます。
文字や言葉ではなく、
暦ごとにあるあいさつや礼儀の動作、ものの形によって
今に伝わるこころ、想いがあります。
特に、年末年始には多くのものが残っています。
しめ飾りを飾ること
餅をそなえること
雑煮を食べること
お年玉やお年賀のやりとり
新しい服を着て元日を迎えること
初もうでや年越しまいり
「あけましておめでとうございます」のあいさつ
などなど。
今年を
健やかに過ごします。
身近な人と、世界の中で仲良く過ごします。
実り多い年として過ごします。
しあわせ大きな年となります。
などの、多くの願いをこめたまじないを残しています。
その意味を知ったうえで
あいさつや動作を行えば、
より効果的に まじないとして暮らしに効きます。
いまは、もう
その意味が忘れられていたとしても、
あいさつや動作として残るものをなぞっているとき、
その芯にあった気持ちのかたちは、受け継がれていく....
古くから在るものを
動き、様式、すがた、ふるまいまで、そのままに
変わらず受け継いでゆくことも必要。
昔の人が持ったような意味合いを
古くから在る動き、様式、すがた、ふるまい
そのままで
今の人のこころのなかに持たせるには難しいから、
底にながれている想いやこころはそのままに、
いまの時代にあわせて、
形を変え、次へつなぐこともある。
暮らしのなかにあるあいさつや動作。
そのルーツを考えてみるときを持つのもいいものですね。
読んでいただき ありがとうございます
今年もよろしくおねがいします。
巫(神和ぎ;カムナギ) 田村洋子でした。
このblogでは、暦や生活に残るまつりについての発信も行ってます。
そのなかから、初もうでに関するものを少しご紹介しますね。
初もうでの参考にどうぞ
初もうでは
あけまして おめでとうございます。と かみさまへごあいさつする機会。
今年はこんなかんじで過ごしますので
見守っていてくださいね。
そんな感じにひとこと伝言?を。
三が日は難しいかもしれないけれども、
1月の早いうちに正式参拝しておくのもいいかもしれませんね。