こんにちは。巫(かむなぎ、神和ぎ) の田村洋子です。
明日12/28は、御用納め(官庁など公的機関の年内営業最終日)。
そろそろ仕事納めの会社も多いかもしれませんね。
そうすると、いよいよ年末年始。
神社参拝する機会も増えるのではないでしょうか?
神社参拝ってなんだろう?
これまでも、寺社仏閣の建築物や模様、庭が好きで
参詣(さんけい:神社やお寺のある場所へ行くこと)はしてたのですが、
神社参拝は行ってこず。
今年2016年に入って、おこりはじめた不思議な出来事をきっかけに、
それまで、お正月くらいしかしてこなかった神社参拝が日常に組み込まれてきました。
神社参拝の意味を調べてみたよ
お参りとは、
神様に日頃の感謝のお気持ちをお伝えするとともに、
さまざまなお願いごとをお祈りすることです。
また、初詣や七五三、厄払いなど、
日々の生活や人生の節目に、より良い暮らしを営むことができるよう、
心身ともに清々しくお気持ちを改めるという大切な行いです。
※強調のため、一部を斜字にしてみました
わたしたちが神社へお参りすることの意味は、
神様に感謝やお願い事を祈ること。
そして、自分の気持ちを改めてよりよい暮らしを望む機会だったのですね。
...納得。
正式参拝
そのなかでも、正式参拝には特別な意味があるように思ってます。
正式参拝では、神社にある建物(拝殿)に靴を脱いであがります(昇殿)。
そして、神職の方によるお祓い(おはらい)を受け、
神職の方が代表して神様に個人の願いを取り次いでくださったうえで、
個人の願いにこめた想いを神様へお伝えする機会。
わたしのイメージでは、
個人の願い事を、神職の方が言葉や動作に翻訳し、
神様によりはっきりとお伝えするための儀式。
正式参拝は、通常、
お宮参り、七五三、厄除け、結婚などの人生の節目に受けることが多いですよね。
でも、
神様により近い場所から祈りたいと思う場合にも正式参拝するということ、
今年になって、わたしは初めて経験しました
正式参拝を体験して感じたのは、
拝殿の中から祈りをささげると、通常の参拝とは違った景色が見えるということ。
神様の近くで祈りをささげるから、
いつもより真剣に祈ってる自分を見つけられますよ
調べてみると、正式参拝にはほかの呼び名もついていました。
ご祈祷(きとう)、社殿祈祷、昇殿参拝...
伊勢神宮では御垣内参拝(みかきうちさんぱい)というそうです。
正式参拝の申込について
社務所などで、当日すぐ受け付けてくれる場合もありますが、
受付日時や受付方法(事前に電話申し込みなど)が決まっている場合もあるので、
事前に、参拝予定の神社ホームページなどで調べておくといいです。
正式参拝の申込書に書く内容
氏名、住所のほか、
今回の参拝での願意(おねがいごと)を書く欄があります。
願意は、祈祷の途中で読み上げられるため、ひとつを選んで書き入れます。
願意の例:良縁祈願、心願成就、学業成就、合格祈願など
個人祈祷のおもな内容(東京大神宮のサイトに出ていた願意の例)
あとは、神社の方のご指示に従ってお参りください
初めて行ってもわかるよう、
途中途中で指示いただけるので安心ですよ。
事前の予習あると安心
正式参拝の中で、玉串を納める機会があります。
その収め方を動画でみておくと、より安心です。
年末年始には正式参拝を受け付けない神社もありますが、
地元の神社さんのなかには正式参拝できるところもあるようです。
試してみてもいいかもしれませんね。
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