先週の月曜から始まった保護者会、なんとか終了しました合格今回は生徒と保護者の合同の保護者会、かつ平日の日曜の二本立て。なかなか大変な部分もありましたが、今回の収穫は去年よりも日ごろ自分が感じていることをお母さんたちにお伝えできたこと。


 塾講師の仕事の一番の責任はやはり志望校に合格させることだと思うのですが、私が大事にしているもう一つのこと、それはおとなになったときに、問題ときちんと向き合える人になってもらえるよう、子どもたちと接している点です。


 今の日本の社会、海外もそうかもしれませんが、一昔前なら大手の会社に入っていれば大丈夫だと思われていたのが、今ではそうじゃない。リーマン・ブラザーズも破綻しましたが、日本でも10年ほど前、山一證券が倒産したとき、当時の山一の妻たちは途方に暮れたのではないでしょうか。


 これから生きていく中で、子どもたちは色んな問題にぶつかると思います。そのときに、自分でその問題に向き合い、次にどうしたらいいのか前を向いて考えられる人になってほしいと思うのです。


 10年後、わたしが今みている生徒たちはどんな大人になっているかな?