6月23日朝。
時々張りはあるものの、いつもと同じ前駆陣痛だろうという感じ。
いつも通り虹くんを保育園に送り、家のことをしながら過ごす。
産まれる前に、食べたいものを食べておこうと、当初はあちこち行ってみたりしたのです。
しかしながら、もう食べたいものも食べつくし、産まれるまでにやっておこうと思っていたこともやりつくしました(笑)
そうそう、白いソファーが大分汚れていたので、今日はこれを磨くことにしよう。
濡れた布でごしごしと汚れを拭くと、取れる取れる。
ソファ、こんなに汚れてたんか・・。
拭いた後に皮専用のクリームを塗る。
なんだかんだで結構大がかりな作業。
やっている間も、お腹がよく張る。
何となーく、いつもより強いような。。
でも、もう2回も前駆陣痛に惑わされたので、今回は騙されんぞ!
と、気にしないようにしてソファーを磨く。
お昼ごろになってくると、これはもしかしたら陣痛かな、
という感覚になってくる。
とりあえずソファー磨きは1つで終了。
旦那さんへもしかしたら陣痛かもしれないことをメール。
これまでは連日早く帰ってきてくれていましたが、仕事の関係で木曜は遅くなる予定でした。
夕飯は断れるので、何かあったらなるべく早めに帰るとのこと。
15時頃、結構痛みが来ていたので、たぶん間違いないので母へ電話し、我が家へ来てもらう。
16時すぎに虹くんを保育園へ迎えに。その時点で歩くのが少し辛いくらいの痛みがしょっちゅう来てました
先生に、たぶん今陣痛来てる事を伝え、びっくりされる(^_^;)
どちらにしても明日促進剤なので、明日は虹くんも保育園は休むと伝え、頑張ってくださーいと見送られました。
もうほぼ陣痛と確信しているので、買い物ではすぐに食べられるお寿司を購入。
帰宅後、破水する前にお風呂に入り、虹くん、母、私でお寿司を食べる。
18時半ごろ、これは大分痛いなー。ぐらいまでになり、産婦人科へ電話。
その後、登録しておいた「ゆりかごタクシー」へも電話。
陣痛が来たとき専用のタクシーです。
とてもいい運転手さんで、虹くんに気さくに話しかけてくれて喜んでました
しかしながら、私の痛みはだんだん笑ってられないくらい強くなる
信号待ちなど、早く着かないかとばかり考えてました。
18時半ごろ病院へ到着。
NSTを装着
助産師さんがとっても忙しそう。
今日は朝からポンポンポンポン産まれててねー。
と言いながら、20分くらいNST着けるから、待っててねーと去っていく。
虹くんは絵本を持ってきて、母と読みながら私に話しかけてくれますが、結構痛いのでまともに返事できず(>_<)
そして、20分ぐらいと言っていた助産師さん、30分たっても40分たっても戻ってこない。
1時間近くたってようやく戻ってきて、
「今産まれちゃったから遅くなってごめんねー」
って、ほんとにラッシュだな。
その日は低気圧で午前中まで大荒れの天気だったんですが、やっぱりそういう日は多いそうな。
で、私の方は、、
うーん、まだ産まれそうにないけど、どちみち明日は促進剤する予定だし、帰らずに入院しましょうか。
って、こんなに痛いのに、帰る選択肢あるんかよ(・・;)
旦那さんへは入院になったことを連絡。
仕事終わったら向かうとの事。
前回と同じ特別室(空いててよかった)に案内され、頑張って痛みに耐えて、何かあったら連絡してねーって。。
ベッドに横になる。痛い。
虹くんは母と本を読んだり、懐中電灯で遊んだり。
しかし痛い。
だんだん横になっているのも辛くなる。
いきみを逃すのに、肛門のあたりを押さえると楽になるけど、一人では押せない。
そんなわけで、ソファーのふちに座って押さえながら、ただただ耐える。
私の母は帝王切開での出産だったので、陣痛を知りません。
さっきから「助産師さん呼ぼうか?」とおろおろ。
でも、助産師さん呼んでも痛みがなくなるわけでもなく。
陣痛のピークはこんなもんじゃなく。
「いらん」しか言えないけど、もう話しかけんでくれ(笑)。
1分おきになり、話すこともできなくなってきた。
そろそろかなと思い、助産師さんへ電話。
ようやく分娩室へ行くお許しが(^o^;)
その前に。
虹くんの時もそうだったんですが、ピークの時に吐き気に襲われ、さっき食べたものや水分を嘔吐。
吐きながら、あー、こんなんやったなー。
と考えながら一気にやつれる。。
LDRまで行き、分娩台に乗る。
子宮口3センチほど。
まだそんなもんか。
旦那さんへは分娩室に入ったことを伝える。
虹くんは退屈そうなので、部屋でゲームか、本読んでていいよ、と伝え、母と退室。
そこからはただただ降りてくるのを耐えながら待つ。
22時前くらいにようやく、いきみたい感覚が来て、いきんでくださいと言われる。
いやー、こんなに痛かったっけ。
言葉にするとあまりにも陳腐すぎて、痛いという感覚は文章にできん!!
それぐらい痛い。
助産師さんが、何度も「旦那さん間に合いますか?」と聞いてくる。
たぶんもう来ます。と何度か伝えていたら、22時過ぎ旦那さん到着。
虹くんたちも一度部屋に入ったけど、あまりにも苦しんでいる私の姿を見てびっくりしたかな。
ばあちゃんと部屋でDSしとく。と言って退室。
頑張っていきんでいたら、産婦人科医入室。
助産師さんが、今これくらい赤ちゃんの頭が見えてますよーと言って、指で輪っかを作る。
それがあまりにも小さくて、こんだけ頑張ったのにそれだけかよと愕然・・・。
いつまでこの地獄が続くんや。。と思いつつ、言われるがままいきむ。
「頭大きいなあ」
という声が聞こえる。
結局、切った方がいいだろうという判断で、前回と同じ場所を切開。
マッサージ頑張ったのにぃ(ノω・、)
ただ、切ったらあと1回で産まれるよ!と言ってもらい、1回頑張る。
出ず。(笑)
はー、もう最後じゃー!!!!!
ともう1回頑張る。1回のいきみが長いので、3回分くらいちゃうか。
旦那さんが横で、出てきてる出てきてる、と言うのが聞こえる。
そして、ようやく!!
22時47分!!
どぅるんと出てきて、ほんぎゃーと泣いてくれましたー
いやー、感動!!
虹くんは小さくて弱々しい感じやったけど、やっぱり500g大きいだけでしっかりしてます。
よく泣きながらお腹の上に置いてもらいました。
そして、今回はへその緒を旦那さんが切断
虹くん、母も分娩室に入りご対面
みんなで写真を撮ったり、幸せな時間となりました。
律奏ちゃん、無事に出てきてくれてありがとう
とっても優しいお兄ちゃんと一緒に、仲よく成長してね。
お父さんもお母さんも、二人が幸せに成長できるよう頑張ります!!