ミラノ中央駅でバスを降りて、すぐに頭の中に地図を思い浮かべ自分のいる場所を確認する。おそらくホテルは駅の反対側なので駅を通り抜けなければならない。時刻は夜の8時。まだ明るいがそれでもミラノである。治安は決してよくない。自分の信じたとおりにスーツケースを引っ張って、まっすぐホテルを目指す。
バス乗り場から駅の正面に来たとき、機関銃をもった兵士が二人警備に当たっているのを見た。今まで2回の旅行では機関銃を持った兵士は見たことがない。ああ、やはりヨーロッパはかなりテロに敏感なんだ、危険なんだ、と一気に危機感が高まる。さらに気を引き締めホテルへ直行。14階の高層ホテルなので薄暗い中でもすぐにわかった。無事にホテルにチェックイン。ありがたいことに、飛行機の中、バスのチケット購入、ホテルのチェックインでも私のイタリア語は全く問題なかった。イタリア語の先生たちに感謝、感謝である。
さて、ホテルは事前にイタリア語で「6泊するから高層階の部屋希望」とメールしておいたので、10階のわりと広めの角部屋だった。ジャグジー付きの広いバスタブ、大理石のバスルーム(だから最終日、眼鏡を落として割ったのだが)、電動カーテン(そんなの初めてみた。)、ドリンク無料の冷蔵庫があり快適である。
1日目の感想、アリタリア航空のフライトアテンダントさんたちがかなり年配だったこと。40代だろうか。男性のほうが多いのも気になった。仕事の見つからないイタリア、一度フライトアテンダントの仕事を得たらもうやめられないのだろう。この旅行を通して本当にイタリア経済の厳しさ、を痛感した。