今年の夏休みは長いです。

と、思っていたら。

 

先日の豪雨(8/10)で弘前市に緊急安全確保(レベル5)が発令されまして。

仕事中でしたが突然、「(今の仕事をきりのよい所までやって)いつでも避難できるように」

とお達しがありました。

 

本日の仕事は停止。明日も休みにしますと放送が流れました。

(一週間大雨が続くと天気予報で言っていたから)

 

初めての出来事で、そりゃ動揺しますよね。

全員家に連絡をして、帰宅できる者は帰宅してもよい。

自宅と通り道に危険のある場合は会社に残るよう指示が出ました。

会社は三階とかあるし、備蓄品もあるので。

 

 

このときの私の本音は「冠水したら帰れなくなるから、通行できるうちに帰りたいな」

車が水に浸かったら動かなくなるとネットで見たので。

 

私は帰宅しましたが、まだ社内には慌ただしく仕事をしている人たちがいました。

たぶん最悪の事態(浸水・水没)を想定して、物品を二階以上に保管するのではないかと思いました。

私は帰宅できる組でしたが、そうした仕事(二階以上に物品を移動する作業スキルを持っているいる)担当者は、帰れないのです。

心が少し、痛みました。

 

これが夏休みの前々日の出来事。

私は「明日一日出勤したら夏休みだぞう」と無表情で思っていました。

 

職場の責任者の方々は、すぐには帰れなかったと思います。

本来なら「明日やろう」と思っていた仕事を、今、急に。しかもシュミレーションしていない状態で

やらなくてはいけなくなったのですから。

 

駐車場につき、車に乗り込みます。

駐車場にはまだたくさん車がありました。

まだ帰れない人がたくさんいたのです。

帰れないのか、上司の判断が遅いのか分かりませんけれども。

 

「明日やろう」

明日もあると、思っていたのです。誰もが。私も。

警報級の大雨予報は出ていましたが、まさかここまで…が正直な気持ちです。

帰宅途中も、スマホの警報アラームが鳴りまくりました。

恐ろしかったです。

 

結果的に一日早く夏休みになりましたが、事情が事情なので

全然嬉しくありませんでした。

 

自然災害に関しては、祈ることしかできませんぬ。