誰にでも何でも合わせてた
そこに、あたしは無かった
人に嫌われるのが怖かったから

誰かに、わかってほしかった

詞を書き出したのは、この頃


清春さんに出会った
誰にどう思われようと、あたしは、あたしらしく
そう思えた

今度は、強がる事を覚えた
誰にもわかってもらわなくていい
あたしは、あたしだから

詞を書く量が増えた

ホントは、弱い自分を
ますます わかってほしかった

自分を見失った

言葉の中だけに
あたしが居た

あたしの言葉を
誰かに伝えたかった


誰かを求める自分より
大切にしたい人達がいる自分に気付いた

1番になる事に執着しなくなった

作った自分でいる事に慣れた

自分の為に人に優しくする事を知った

あたしの知らないあたしまで
わかってくれてる人達が
いつの間にか側に居た

詞を書く量は減った

まだ、自分が誰だかは わからない

ただ、自分をわかってもらおうと
強く思わなくなった

わかってくれる人がわかってくれればいい


あたしは、あたしらしく

あたしは、あたしの為に

今ある全てのモノを大事にしたい