時々、
ふと、虚しくなったりする。

でも、そんな時に
友達だったり
仲間だったり
の、存在が安心させてくれたりする。

みんなが
あたしを忘れないでいてくれるから。

一人じゃないじゃん!
って、思えたりする。


でも、
やっぱり
友達だったり
仲間だったりって、
近かったり
遠かったりはあるけど
それぞれの線路を
並んで走っているわけじゃない?

同じ線路を走るコトは
絶対ない。

みんな
それぞれの人生を生きているから。

だから、
友情という愛では
埋められない隙間が
出てくるんだろう。

きっとあたしが強ければ
一人で線路を走っていても、
並んで走ってくれるみんながいるだけで
いつまでも生きていくコトが出来るんだと思う。

一人でも完全体になれれば、
同じ線路を走ってくれる人を
求めないんだと思う。

好きな人がたくさんいて、
その人達が
あたしを忘れないでいてくれる。
それだけで
充分、幸せなはずだ。


でも、
弱いから。
足りないモノだらけだから。
埋められない隙間が
虚しさや悲しさを
連れてくる。

その隙間を埋めるのが
アイツだなんて思ってないけど。

きっとアイツじゃ
埋められない。

きっとアイツじゃ
隙間は余計に広がる。


だから、
何も求めない。

ふざけっぱなしのままでいい。

あたしの本気なんか
伝わらなくていい。

それでも
好きでいるのは、
きっと
隙間を埋めるフリをしたいんだと思う。

今のあたしの中で
アイツ以上は居ないから。




早く
同じ線路を走れる誰かに
出会いたいもんだ。

それか、
一人で生きていける
強さが欲しい。