19歳の頃の話。
大好きだった人がいた。

お兄ちゃんみたいだったあの人。

あたしを少し女にしたあの人。

可愛いってたくさん言ってくれたあの人。

みんなの前でも触れてきたあの人。

ひざ枕をしてきたあの人。

あたしをときめかせる言動を繰り返したあの人。

結局、彼女にはしてくれなかったあの人。

数いるヤリ友の一人にしかしてくれなかったあの人。

消えない傷をたくさんくれたあの人。

嘘なのに1番愛のあるSEXだと思わせてくれたあの人。

いろんなコトを教えてくれたあの人。





当時、住んでいた駅を通ったら、
思い出した。



この人が教えてくれたコトで、
今でも実践してるコト。

『可愛いって言われたら、ありがとうって言え』

嘘でもお世辞でも、
褒めてくれた人に対して、
否定するのは失礼だからだそうだ。

せっかく褒めてくれたんだから、ありがたく感謝しろと。

納得した。




他にも
この人に教えられたコトで、
身に染みてしまってるコトが
多々ある。

だから、今でも、
存在はでかく残ってる。

どこで何してんだか。

今、会ったら、
少しは綺麗になったと思ってくれるかな。




でも、
二度とこの人には惚れないな。


そんな昔の恋の話でした(笑)