実話!83歳と楽しく暮らす!おじいちゃんの育て方
...24年前 おばあちゃんが死んじゃった。
でも 大丈夫。娘と孫は あなたを主夫に育てました。
ね、おじいちゃん♪
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ゴルフと守と男の勲章

守  私のおじいちゃん 83歳

彼には週に1度は何よりも楽しみにしているゴルフがある。
コースをまわる時はたまに一人で行って知らない人と一緒もあるという。
なぜなら、ゴルフ仲間が次々と病気だ老化だといなくなってしまう。
今は70歳の人が唯一の仲間らしい...

おじいちゃんは、外人みたいな体型である。要は太っているから
ゴルフみたいなゆっくりとしたスポーツがいいらしい。

ゴルフに関してはゼッターイ行きたいもんだから
家族に小さい嘘をつく時がある。

 *微熱をごまかす(浅く体温計を挟めてごまかしている)

 *小雨決行。(家族に注意されない様に早朝に出て行く)

 *足に水がたまってもびっっこひいてまで行く(そこまでするかよ)


みんなおじいちゃんの事心配しているのに。本人は聞かないんだなー。
ゴルフの前の日は遠足の前日の小学生なみです。

毎週水曜日がゴルフなのですが、その日は我が家に朝食はない。
おねえちゃんと私は朝抜き。
おじいちゃんが家事をやっているからね。うふふ

知ってるよ...最近私のドライバー使ってるの。
力がなくなったからレディースに切り替えたのかな??

それ地震だよ! おじいちゃん

先日の震度4の地震。
怖かった... 私は都内にオフィスがあるので そこにいたが
本棚がぐらぐらして 身動きとれない状態でした。

後日、我が家では地震があった時のエピソードを語る会が開かれました。

守(おじいちゃん) 
「この前は地震でよかった~」

そんな事を言い始めるのでびっくりでした。

この内容を説明します。
おじいちゃんは震度4を自分が血圧が上がってめまいがしたのだと
勘違いしたそうです。 電気も揺れているのに~~!
めまいがして倒れるかと思ったら
テレビで速報をやっていたので気を取り直して 夕食の支度にとりかかった
そうです。(切り替え早い!)
地震でよかったね!と非常識な一家ですが おじいちゃんの健康が一番大事なので。

でも、一家で感じたのはこんなに元気なおじいちゃんがいつか倒れてしまったら...
という不安感。元気すぎて考えられないけれどちょっとリアルに感じてしまって
どきっっとしました。

このブログはおじいちゃんがポジティブでがんばっているから成り立つ我が家の生活なのかもしれません。
本当の同居スタイルは介護とかが始まって、それからいかに絆が深くなれるかにかかっているのかも。
今日はしんみりです。

なぜ??水戸黄門と少女漫画

守 83歳 わたしのおじいちゃん。
現在独身。
水戸黄門が大好き。

時代劇と言っても義経のようなタッキーが出ている
ものではなく毎回ストーリー展開のない最後は正義が勝つドラマである。
しかし「渡る世間は鬼ばかり」も好きかと思えば違うらしい。
理由はブスばっかり出ているから。83歳の発言にしては笑えたね。


時代劇 なぜ?はまるのか。

それはきっと、簡単だから。
少女漫画もそう。必ずこいつらくっつくなーって分かっているのに
ついつい感情移入してしまう。
小学校の時などりぼんだなかよしだとたわいもない
恋愛ストーリーをだだ読みしてました。

二つの共通点は
Hなシーンはちら見せである。
悪と善がはっきりしている。

でも毎回毎回助さんとカクサンが助けてくれる黄門様ってうらやましいな。
おじいちゃんもそう思っているのかな...
と思いながらこの前テレビに食いついている守の前を素通りしてみた。

「わたし あの人にダマされて...」
と女が泣いている。
たまには女にだまされた男も出した方が現代っぽいぞーーー
と思ったりした。

まあ、私にとっての黄門様は守じいちゃんだけどね!

グラタンが好きな男

「何が食べたい?」
と聞いて
「マカロニはいってる グラタン」
とぽかーんとしながら言う男にぐっとくる

普段は渋いくせに グラタン食べたいなんてかわいすぎる。
いい大人のちょこっと子供っぽいところって なんかいい。


守との暮らしの本文とは全く関係ありませんがお許し下さい。

あたまをくしゃっとする

なんか昔から 部活のセンパイとかに頭をくしゃっとされるとぐっとくる。

その時は 相手は、はにかみながら無言がいい。

できればごつい手のひらでくしゃっと髪を撫でられたら  おちるね。こりゃ。

83歳の育て方 その1 「なんにもやらない事 」

最近ずっと今の守の事を書いてきたので そろそろ 育て方を書きます。

まず一番大事な事

1,いたわりは甘やかす事ではない。

我が家ではおじいちゃん扱いはいっさいしません。
それは冷たいのではなく 自信を失わせないのです。
ビデオの録画の仕方はやってあげるのではなく 説明書を見せる。
それでも分からない場合は 電気屋さんに電話して問い合わせる事をしてもらう。

「やってあげる事が、本人を老けさせるのです」

○食事編
いきなり料理を作れだのなんだの言うのはかわいそう。
だからはじめは朝食から教えます。

ちゃんとバランスよくしないと健康に障るのでまずはみそ汁を覚えてもらう。
そのときはちゃんと家族全部の分を作ってもらう。
そして おいしい!しょっぱい!など必ず感想をいってあげる。(これはだいじです!)
まずは毎日1週間 ネギとわかめ を繰り返して コツをつかんだら 他の具もです。

私自身彼氏とかにご飯作って無反応だとかなりむなしいものがある。
きっとなんでもそうなんだけど。
やっぱり みそ汁一つ こだわると 朝がとってもハッピーです!

今週はキノコたっぷりみそ汁です。
ほんとーに おいしい!

必勝!クロスワードパズル

木曜日の午前中は3人が集合する時がある。
3世代それぞれプライドをかけて知識のぶつけあい。
おじいちゃんの守は木曜日のクロスワードが日課である。

はじめは朝6時から守がハコを埋めていく。
続いてお姉ちゃんが埋めていく。彼女は文系担当。
私は現代用語担当。

新聞のクロスワードは実に幅広い問題を出す。
3人は知恵を絞る。
分からない事は 辞書を引き、広辞苑を出す。
その問題を解いてもなにかご褒美があるわけでもないのに...

私はもっぱらインターネット派。
でも辞書を引くと答えが出るまでの時間が長いけど
やっぱり脳みそにはいいのではないだろうか。

最近脳を鍛える本がでてきたのもやっぱり答えを早く求めがちな
最近の脳みそには原始的な答えの導き方もだいじなのでは?
現代人はせっかちでおくびょうなのだ。

恋愛もそう。
クロスワードをじっくりとくような姿勢ではなく
どこか打算的で 答えを早く求め 保険をかける。

じっくり ゆっくり 時の流れに身を任せ~みたいな考え方が
できないと守の様に長生きできないかもね~

きょうは酔っててしんみりしちゃった   あはは

手術のきずな

83歳のまもるおじいちゃん。
とっても元気そうでしたが手術を受ける事になりました。
白内障の手術です。
わたしもお姉ちゃんも内心ドキドキでした。
まず朝に目薬をして病院に行きました。
待合室では不安そうにお姉ちゃんが涙目うるうる...

しばらくすると眼帯をしたおじいちゃんがよたよた歩いてきました。
案外白内障の手術とは早いものでした。
しかし、やはり83歳。いくら体格が良くてもさすがに眼帯姿は
痛々しいものがありました。

そっと私は近くにより腕を組みゆっくりゆっくり歩きました。
おじいちゃんの歩幅に合わせて。
初めておじいちゃんの老いた姿を見たような気がしました。

そこでお姉ちゃんが不安そうに私に書類を見せました。
請求書...
今日は現金で10万円持ってきていました。
そこに書かれていた金額は
500円。
急にがくっと力がぬけちゃったよ おじいちゃん。
お姉ちゃんは1万円を出して500円の手術代を確認の上
払いました。もう帰りの車では大爆笑です。
緊張したお姉ちゃん 50万かと思った...
結構小心者だから父親の手術という事で緊張してたみたい。

なにはともあれ無事成功し、視力も安定。
後で分かった事ですが医者にゴルフボールがよく見える様に
とオーダーしたそうです。

大騒ぎしたのは当時者より私たちでした 

庭で打ち放題 ゴルフの巻

とても暑い 昼ごろだった。
この猛暑の中 庭でたき火をしていた おじいちゃん。
おじいちゃんはたき火が好きだ。
人は大人になって少年にもどるのか 庭仕事やたき火を
している彼は生き生きしている。

私がウッドデッキでジュースをしているとゴルフしようと
いいだす。パターの練習かと思いきやアイアン8番を持ってきた。
こんな所で打ったら隣の家にぶつかるぞ?
いくら隣の竹林があるとはいえ...と不安だったが
おじいちゃんはなにやらごそごそ袋からボールらしきものを
ごろごろ地面に落とした。

それはミドリのゴルフボール大の梅の実。

えーーーーーーーーーー????? と思った。

しかし、これが結構大きさといい固さといいなかなか打ちがい
があったりする。おじちゃんはいつもこうやって独自の
練習法や遊び方を見つける。
現代の子供にはない考え方だと思う。

「今日何する?」と遊んでいる時に聞かれたら
なんと答えますか?こんなにアミューズメントがありふれていて
友達との遊び方を 考える のではなく 選ぶ 時代の中で
おじいちゃんは常に 考えている。

やはり83歳。スーパーじいいちゃんだ。

怪奇!仏壇から聞こえるセレナーデ

よく晴れた朝の事でした。
私は少し早起きをしたので気分よくリビングに行ってみると
おじいちゃんがぐったりしているではないか!

私「どうしたの?具合悪いの?」

祖父「眠れなかった...。」

遠くの方をみながらぼんやり話すのでわたしはちょっと心配。
眠れなかった理由を聞いてみると...

我が家のおじいちゃんの部屋には仏壇がある。おばあちゃんと
おおばばあちゃんの写真。死んでも嫁姑と一緒にいるのだ。

何やらそこの仏壇が朝がたがた動いたらしい。
それが怖くて睡眠不足だったらしいです。

毎日、お花とご飯を欠かさず供え、お祈りしているのに
なぜ ガタガタいったのか。
きっと何かを伝えたかったのかもしれない。

供に過ごした人が死んでしまう気持ちとはどんな気持ち
なんだろう。私の隣で睡眠不足だからといってソファで
横になっているおじいちゃん。
ベッドに寝ればと言っても聞かない。
ほんとは怖かったんだね。でも もしかしたらおばあちゃんが
何かを知らせたかったのかもよ。
それは2,3日するときっと分かると思う。

人生 あの日の事は今日につながっていたんだねって思う日が
よくありますから....