生きがいアドバイザー 北薗明美です。
早いようでまだ5年という複雑な気持ちが入り乱れる3/11。
今でもあの日のことが鮮明に思いだされます。
誰もが経験したことのない先が見えない大きな不安に襲われた。
新宿で仕事で電話をしていた。
私は電話の相手とお互いの無事を確認し電話を切った。
その時の揺れは何かがビルにぶつかったのかと思うほどの揺れだったのを覚えている。
そして、2度目の揺れで地震であることが分かり震え上がったのを覚えている。
職場でテレビをみんなで見た時には驚いた。
見たことがない津波と市川のコンビナートの爆発
その時に、脳裏に表れたのが家族。
無事だろうか
しかし、電話は繋がらず
夜にお互いの無事を確認し会社に泊まった。
私は、とても幸せ者だ。
会社に泊めていただき、夕飯も食堂でカレーを炊き出しで無料で提供頂いた。
何よりも仲間と一緒にいれたことがとても幸せだった。
夜中に何度も余震があったが仲間がいたため幾分心が落ち着いた。
翌日に家に帰っても何も壊れてなく驚いた。
しかし、私の友人宅は水道菅が壊れて使えないということで2日程我が家に来ていた。
お陰で少しばかり気持ちが楽でした。
スーパーに行くと何も売ってない様子がこちらです。
その当時の写真
先の見えない不安に落ち込んだのを覚えている。
しかし、3/11以来『絆』を言葉に出す時代になったことはとても嬉しい。
未だ帰らぬ家族を待つ方もたくさんいらっしゃいます。
私ができることは、東北の物産を購入したり遊びに行くことしかできません。
あとは、あの日の体験無駄にしないよう心に刻みたい。
そして、一刻も早く復興できることをお祈りしたいと思います。