今日から正式にイタリアのサッカー“セリエA”が開幕。サッカー


せっかくローマにいることだし、
「そうだ! サッカー観戦にスタジオ・オリンピコに行こう!」
と、思い立ったのが、昨夜の夜11時。


でもって、なんの下調べもなく、とりあえずローマ市内へ。


「あ! コロッセオ!」
観光客に交じって写真を一枚“パチリ”。カメラ



…フィレンツェの田舎者丸出しだもんねぇ! 
一緒にいたイタリア人の子供にも呆れられる…。


今日は八月最後の日曜日とあって、当てにしていたサッカーのチケット販売店は休業。

バスに乗ろうにも、マラソンがあるらしく、街のあちこちが通行止め。
ということで、コロッセオからスペイン広場までタクシーで移動。


支払の間際、彼が20ユーロ札(約3,300円)を手に握りしめている。
でも、運賃は10ユーロ未満だから、細かいお金で払った方がいいのに…。私が細かいお金を持っていたら代わりに払うんだけど、あいにく手持ちは高額紙幣。

…仕方ないな。
なんて考えていたところ、目的地に到着。
ドアを開けようとしたら、運転手の「え?」と言うような声。
???
「運賃、8ユーロ30セントなんだけど…」
運転手の手には5ユーロ札が握りしめられている。
「あ、ごめん、ごめん。お札の色が似ていたから、20ユーロ札を渡したつもりになってた」
気のいい彼はそう言って、さらに4ユーロ渡す。
「おつりはとっといて」
「いやぁ、もらいすぎだよ」
「いいから、いいから」
「じゃ、コーヒーでも飲ませてもらうよ」
なんて会話。

???
でも、絶対ヘン!
私は確かに20ユーロ札を見たし、車内にも落とした形跡がない。

しかも、その直後ポケットから鞄の中身までよくよく確かめてみたんだけど、あるはずの20ユーロ札がない。
「ちょっと目を離したすきに、運転手にお札をすり替えられたんだよ!」
「そんなはずあるわけないじゃないか! 俺はイタリア人だぞ。それもローマ人だ! 俺がローマでだまされるはずがない!!」
う~ん、険悪…。

それ以上は言及しなかったけど、絶対だまされたんだと思う。

ローマのタクシーはこういうこと多いから皆さんも注意してね!!


で、昼食はスペイン広場の近くのマクドナルド。
2年ぶりにマックを食す。

ちなみにここのマクドナルドは、イタリア第一号店。

外観を配慮して、看板はおなじみの「赤×黄色」ではなく、ゴールドですのでお間違えなく!


そうこうしているうちに、時刻は13:30。


慌ててタクシーに飛び乗りスタジアムへ。

ところが、スタジアムでは当日券の取り扱いがないということが発覚。

あちこちのバールへ飛び込み、情報収集。
で、どうやら“Gran teatro”というところでのみ、当日券を取り扱っているらしいという情報を入手。

再びタクシーに飛び乗り、やっとの思いでチケットをゲットしました!

クルバ席は子供連れには向かないので、今回は正面席を購入。
大人48ユーロ(約8,500円)。
子供は半額。ただし、身長が1メートル未満の子供は無料です!
なお、チケット購入の際は、パスポートなどの身分証明書が必要ですので要注意。


待たせておいたタクシーに乗り込み、再度スタジオ・オリンピコへ。

試合開始20分前に到着。
いやいや、もう、本当に嫌になっちゃう…。


試合の内容としては、トッティをはじめ、主要選手があまり出場していなかったせいもあり、消化不良。一方の対戦相手ナポリは、盛り上がってたねぇ。

前半戦、どういうわけだかナポリの熱狂的ファンは観戦席に入れず。後半戦が始まる直前になって入場。

前半戦終了時には1×0でローマが勝っていたんだけど、後半にナポリが同点をきめたところから大盛り上がり。

結局、試合はナポリ優勢で同点で終了。


ちなみに、私のご贔屓ミランは、ホームでの試合にもかかわらずボローニャに惨敗。
…Forza, Milan!!