地震発生の日から1週間が過ぎた。
時間の速度が速かったような、ゆっくりと流れたような不思議な感覚がする。
東京の地震被害は、東北地方とは比べものにならないくらい少なかった。
私自身は、あまりにも普通に日常を送ることができるのに
スーパーやコンビニに行くと、唖然とする光景がある。
水やトイレットペーパー、保存のきく食料品が忽然と消えている。
優先的に被災地に物資を回して(政府の緊急措置で)いるのかと思っていたら
東京都民による買いだめ。悲しい。切ない。やりきれない。が、
小さな子供がいる家庭だったら、仕方がないのかも。とも思う。
それより、有事の際の政府の手際の悪さに(今頃、コンビニ視察する!って)
政治家個人を責めはしないが、組織としての判断力、統率力、行動力のなさに
一市民として怒りすら感じてしまう。
素人考えだけど…。
有事の際の物資の流通のシステムを地震発生直後に確立するのは、
政府の対策として最優先すべきことだったのでは?
・地震直後に関東にある被災時に必要な物資を確保して被災地に送る。
・順次、西にある物資を関東に送る。
・全体の物資量と人口を把握して、最低限の物量をエリアごとに確保し、国民に公表する。
・食料品や日常品だけでなく、ガソリン、灯油なども同様に、初期段階で規制すべきだった
そうすれば、少しは被災地の現状が緩和されていたのではと思う。
TVに映る被災地の様子に胸が痛み、
『お願いだから雪止んで!』と願いながら、日々を過ごすしかなかった。
今、私ができることといえば、節電をして赤十字に募金をする。ことだけだと思っていた。
モノを送るというのは、物流の問題で無理だと思っていたが、以下の記事を見つけた。
私は明日持って行こうと思っています。
古着で申し訳ないけど、あの雪を見てると少しは役に立つかもしれない。と信じて…。
以下、長いですが、CNET Japanからのコピペです。
http://japan.cnet.com/sp/eq2011/35000629/
日本ユニバーサルデザイン研究機構
http://www.npo-uniken.org/
日本ユニバーサルデザイン研究機構は被災地に現在スタッフやボランティアを送り込み、救援活動を活発に行っています。「日本ユニバ震災対策本部」という名称のプロジェクトもすでに立ち上がっています。
取り急ぎ電話でうかがった横尾さんの話を、以下に簡潔にまとめます。
(1) ボランティアが日本ユニバ経由で大量に現地入りしている。たとえば気仙沼には個人所有のヘリを3台ボランティアで出してもらい、操縦もボランティアで。また別のボランティアは2トントラック2台分の物資を積み、16日午後6時に東京を出発。現地まで約12時間かけて早朝に山形に到着した。さらにそこから寝ないで津波の被害を受けた気仙沼に入っている。このような活動が多数展開されている。現在、現地に入っているのはこれまでさまざまな場所で経験を積み、訓練されたボランティアたちだ。内閣府認証の日本ユニバは政府から高速道路などの車両通行証の発行を受けており、これを使って東京から物資を輸送している。
(2)そして判明したのは、今回の災害は阪神大震災の時とはまったく異なるということだ。
阪神大震災では、兵庫県や神戸市、芦屋市と行った各自治体の機能は生きていた。したがって政府と日本赤十字社からの物資や義援金は、自治体経由で被災地に送り込むことができた。この結果、阪神大震災の教訓として「物資ではなく義援金で」「救援は赤十字社に一本化」という考え方が広く定着した。
ところが、今回の震災では救援の受け皿となる自治体そのものが各地で消滅している。この結果、赤十字や自衛隊や消防隊の救援は、全体をカバー仕切れていない。どこかの避難所に集団で避難している人たちが、誰からも発見されず、水も食糧も燃料も電気も電話もなにもなく、完全に孤立してしまっているという酷い状況が生まれてしまっているのだ。
だから今回の震災では、阪神大震災のルールを適用すべきではない。
(3)日本ユニバの横尾さんも震災の後に山形から48時間かけて現地入りし、状況を確認してきた。以下はその内容(かなり悲惨な事実描写が含まれているので、ご注意ください)。
50人が避難し、発見されないまま孤立している避難所をNPOが発見した。自衛隊に連絡したが、その直後に再び津波が襲来し、全員が水浸しに。自衛隊が駆けつけた時には、うち30人が死亡していた。津波の後に乾いた着替えが届いていたら、死なずにすんだかもしれない。
すでに高齢者をたくさん抱えている福祉施設が130人の避難民を受け入れ、しかしそこには食べ物も水も何もない。
赤ちゃんが2~300人もいる地域で、ミルク缶が1個しかない。みんな生き延びるためにもの凄い動き回って物資を探しているが、津波や余震が次々に襲来して、きわめて危険な状況。
引き上げた遺体は法律上、検屍をしないと火葬に回せないが、警察の手が足りていない。それでも宮城県警は必死に対応してくれている。
自衛隊や救助隊がいったん避難所の人たちに繋がれば、その後は配給経路が確立され、食糧や水も配給されるようになり命は救われている。問題はまだ自衛隊につながっていない場所にいる孤立した人たちで、NPOは現地でそうした避難所を発見し、自衛隊や警察につなげる役割を現在行っている。
とにかく被災地の人たちは、濡れている。濡れて寒くて死にそうになっている。阪神大震災では「古着を送るのは迷惑だ」という教訓が残ったが、今回は異なる。着替えの物資は絶対に必要だ。古着も送ってほしい。
最大の問題は、物資と輸送だ。物資は足りず、そしてその不足した物資を運ぶガソリンがない。
(4) これまで想定されてきた災害対応では、今回のように広範囲に同時多発的な被災を想定していなかった。だから誰も全体の状況を把握できていない。テレビでもインターネットでもみんな「阪神の教訓」で語りすぎだ。今回は阪神の教訓で語ってはいけない。まったく異なる、異常な事態となっていることを認識してほしい。
(4)東京をはじめとして非被災地の私たちになにができるか。
物資と輸送の確保に手を差し伸べてほしい。
まず物資に関しては、「企業から」と「個人から」の2つの方法がある。多くの企業は「阪神大震災の教訓から、物資は赤十字で一本化」という意識が定着しすぎていて、今回NPOに提供を渋るところが非常に多い。いじわるをしているのではなく、認識不足なのだと思う。赤十字だけでは物資の配給は追いつかない。NPOにも提供するよう呼びかけてほしい。
個人から。日本ユニバのウェブサイトでは、
「壊滅的な被害を受けた孤立被災地で、生死を分けるアイテム」 「壊滅的な被害を受けた孤立被災地で、枯渇しているアイテム」
の2種類の救援物資を受け付けている。それ以外のアイテムも受け入れるが、まず命を救うためのものに集中してほしい。これらの物資については、中が見える透明なビニール袋に入れるか、あるいは段ボール箱に内容物を大きく記すなどしてほしい。
被災地への救援物資を送付したい方へ
【現時点の物資受付窓口】 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21ちよだプラットフォーム1階日本ユニバ震災対策本部 支援物資受付窓口(直接持ち込みは1階ウッドデッキ)
持ち込みもできる(そちらの方が良いかも)。なお物資を宅配便で送る際は、必ずメールで内容物を連絡してほしいとのこと。物資輸送の調整のためで、メールには返事は来ないかもしれないが是非。
次に輸送について。現在、素人が現地にボランティア入りすることは控えてほしい。いま行われているのは復興支援ではなく救助なので、たとえば腐敗した遺体を現場から取り除く、といった作業も求められる可能性がある。また現地に行く燃料の問題もある。
もし手持ちのガソリンがあり、被災地まで往復のガソリンをタンクなどに入れて持って行ける人であれば、現地に物資を運ぶのを手伝ってほしい。その場合には日本ユニバが道路の通行証を手配する。