映画・・・「ワイルドスピードＭAＸ」

１０月９日いよいよ第４弾「ワイルドスピードＭＡⅩ」が世界同時上映されます
そこで今日は本職の車について説明致します

前作の映画を観た方はご存知かと思いますが

禁断のボタンを押すと速くなる・・例のあれです・・ＮＯＳです

ちょっと簡単に取り付け方法と仕組みについてご説明します
そもそもＮＯＳ（ナイトロ・オキサイド・システム）とは亜酸化窒素で
（Ｎ２Ｏ）これをエンジンの燃焼室に噴射すると亜酸化窒素はエンジンの熱で一気に気化して、

酸素と窒素に分離します
エンジンの燃焼には空気中の酸素が重要ですが大気中に酸素は２０％位しか含まれていません
ところが気化した亜酸化窒素の酸素濃度はなんと３６％
大気中の酸素濃度より１８０％も濃いのですからそれだけの量の空気を吸い込むのと同じ効果があるわけです

ここでいろいろなシステムについて説明をしていきます
まずポピュラーなシングルショット
ドライショット・・・
　　　　　　　　　ナイトロだけを噴射させるシステムで
　　　　　　　　　インジェクターの噴射量をサブコン
　　　　　　　　　なのでセッティングをする必要があります
（１００ｐｓアップ）


ウエットショット・・・
　　　　　　　　フォガーノズルを使用して燃料とナイトロを
　　　　　　　　同時に噴射するシステムでジェットを使って
　　　　燃料も調整できコンピューターの
　　　　セッティング無しで出来るため
　　　　　　　低コストで仕上がります
（５０ｐｓアップ）


　　

次は上級編・・・さらに馬力を追求するシステムです
ダイレクトショット・・・
　よりハイパワーを追求する場合は、各シリンダー
　に入るナイトロや燃料の量を適正化するべく、
　シリンダーごとに別の噴射システムが必要に
　なります。（４気筒なら４つのノズルが必要）
（７０～１００ｐｓアップ）


デュアルショット・・・
　　　　　　　　　　　　　ナイトロを２段階に
　　　　　　　　　　　　　分けて噴射するシステムで
　　　　　　　　　　　　　ある程度の速度までは半分の量を
　　　　　　　　　　　　　噴射してホイールスピーンを防止し。
　　　　　　　　　　　　　速度が乗ったところでフル噴射
（１００～２００ｐｓアップ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

まだ色々と説明がございますが限がないためこの辺で終わりにしたいと思います。

それとコンピュータも出来れば社外のフルコンなどをおすすめします

　コンピューターセッティングを３次元化しグラフにしたものです