ねぇ 四つ葉を探す子供みたいに

似た人を眼で追う 居る筈もないのに 

バカね 天神の街は今日も廻る
私一人居なくても 誰にも気付かれず 嗚呼(ああ)

雨のち晴れのち曇りのち雨 天気予報は今日もはずれた
最後になるけど どうもありがとう 言えなかった言葉だけ

ねぇ 一人訪れた百道浜(ももちはま)

風が心地よくて 私は雨模様

ほろり こぼれた思い出達集めて
波にまかせてみる 一つも流れない 嗚呼(ああ)

雨のち晴れのち曇りのち雨 天気予報は今日もはずれた
最後になるけど どうもありがとう 言えなかった言葉だけ
残して 私 もう 行きます

忘れられない 忘れられない そんな人だから
呑(の)めないお酒 今日は酔えない だからお願いバーボン下さい
捨てネコみたい 捨てネコみたい 帰る場所なんてないの
朝が来たら迎えに来てね そばに置いてくれるだけでいいの

それだけでいいの

雨のち晴れのち曇りのち雨 天気予報は今日もはずれた
最後になるけど どうもありがとう 言えなかった言葉だけ
残して 私 もう 逝きます

忘れられない 忘れられない そんな人だから
呑(の)めないお酒 今日は酔えない だからお願いバーボンおかわり
捨てネコみたい 捨てネコみたい 帰る場所なんてないの
朝が来たら迎えに来てね そばに置いてくれるだけで

忘れられない そんな人だから
呑(の)めないお酒 今日は酔えない だからお願いバーボンを

捨てネコみたい 帰る場所なんてないの
朝が来たら迎えに来てね そばに置いてくれるだけでいいの


それだけでいいの それだけでいいの

自主規制は成らず 薄い壁の向こう側デッサン
冷蔵庫に冷やした寒天(ぜりー)より
喉が欲したのは アレじゃなくて 営みランデブー
今朝未明に 消せない跡に成る

こんなにも愁色(しゅういろ) 悟られる事なかれと
右手首 背広では匿(かくま)えず

吐息と首筋でお遊戯事 モルヒネシガレット
流し込んで残さず飲み干せば
狂(くるい) 僕ごときは拡声器さ 秒刻み歪(ひず)む
親を寝てる間に叩くように ほら

ぼんやりと浮かべた 満月よ一度だけさ
見逃して これからがいいところ

拝啓(はいけい) そちらを好む者です
どうか扉を開けてみてはくれませんか
追伸(ついしん) 怪しい者では在りません
只の隣人です 隣人です 鍵穴からこぼれた 病的スマイル

こんなにも愁色(しゅういろ) 悟られる事なかれと
右手首 背広では匿(かくま)えず

ぼんやりと浮かべた 満月よ一度だけさ
見逃して これからがいいところ

拝啓(はいけい) そちらを好む者です
どうか扉を開けてみてはくれませんか
追伸(ついしん) 怪しい者では在りません
只の隣人です 隣人です 鍵穴からは

拝啓(はいけい) そちらを好む者です
どうか扉を開けてみてはくれませんか
追伸(ついしん) 怪しい者では在りません
只の隣人です 隣人です 鍵穴からこぼれた 病的スマイル

残り香だけ たよりに過ぎし日想えば

僕は弱く 枯れるまで只泣きました

帰る場所は違うけど 傘は一つしかなくて
僕は濡(ぬ)れたくないから さよならしました

紫陽花(あじさい)の花が咲くこの道の

角を曲がったら 君の部屋まで
僅(わず)かな距離 距離が今は遠く

少し伸びた 睫毛(まつげ)にかかる前髪も

かきあげる手 爪を彩(いろど)る紫も

僕の知らない君を 一つ見つける度に
一年という月日を 只、悔やみました

再会の朝に見たそれぞれの

暮らし 背負うもの 上手く笑えない
僕は僕と 後悔の渦へ

「またね。」と手を振って振り返る

薬指には 日焼けの痕(あと)
優しい嘘は 最初で 最後の

紫陽花(あじさい)の花が咲くこの道の

角を曲がったら 君の部屋まで
僅(わず)かな距離 距離が今は遠く