すぐに使えて、成果の出やすい発想法~その②~
日々の業務の中で、新しい企画をしたり、文章を書いたりと何気にアイデアを出さないといけないタイミングってありますよね。
そんな時に自分の中で発想法が確立されていないと、なかなか時間がかかってしまい、他の業務に支障が出てきてしまう時もあります。
そういったアイデア出しのストレスを解消し、時間を節約できる方法があります。
今回は、そんな効率的で成果の出やすい発想法をご紹介します。
【ダブルスプリット法】
・概要:この方法は、その①で紹介した等価変換法のとセットで使うとより効果的な方法です。
物事の本質を見極めるときに使用します。
・手順:
①解決すべきもののタイトルを決めます。
②タイトルから2本の線を引き、タイトルの要素を2つに分割します。
③分割した要素をさらに、2つずつに分割していきます。
④ ③の作業を十分と感じるまで、繰り返していきます。
※分割する際に複数の分割が出来る場合もありますが、必ず2つのみで分割すること。
この方法はあくまで、本質を見極めるときの整理する目的で行うため、3つ以上の分割は整理しにくくなるためです。
・メリット:頭の中ではわかっていても、書き出してみると、考えられなかった他の本質がある場合が多いです。そんな隠れた本質を見極めるときに重宝します。
最後に・・・
このダブルスプリット法は、筆者の場合、ホワイトボードを使って行うのですが。
行う際に、必ず複数人で行うようにしています。
そうすることで、他人にプレゼンを行う際に、順序だてて論理的な説明をする訓練にもなります。
また、参加者全員が、容易にアイデアを提供する事が出来るので、会議の活性化にもつながるので、本題に入ってすぐの段階で使用していることが多いです。