すぐに使えて、成果の出やすい発想法~その①~

 

日々の業務の中で、新しい企画をしたり、文章を書いたりと何気にアイデアを出さないといけないタイミングってありますよね。

そんな時に自分の中で発想法が確立されていないと、なかなか時間がかかってしまい、他の業務に支障が出てきてしまう時もあります。

そういったアイデア出しのストレスを解消し、時間を節約できる方法があります。

今回は、そんな効率的で成果の出やすい発想法をご紹介します。

 

【等価変換法】

 

・概要:この方法は新しい商品や企画、サービスを生み出す時に最も有効です。簡単に言うと、0から生み出すのではなく、既存の物を組み合わせて新規の物を生み出す方法です。

 

・手順:

4W1H(Who、What、Where、When、How)に沿って、解決すべき課題を書き出し1E(Especially)特に解決したい課題に印をつけておく。

 

②課題解決に役立つ観点を書き出し、本質を抽出する

【例: 掃除機(課題) ⇒ 吸引力(観点) ⇒ ごみを吸い取る(本質)】

 

③本質を含んだ複数の他分野の知識から、余分な部分を取り除く

【例1: ネコ(他分野) ― 獣としての部分(余分な部分) = ざらついた舌】

 

④ ②に③を適用する

【例: ざらついた舌 + ごみを吸い取る = ごみの圧縮性のあるファンが付いた掃除機】

 

・メリット:その分野では当たり前のことだが、他分野に置き換えてみると、新規性が高いものが生まれやすい

また、他分野に応用するだけで、インパクトを与えるハードルが下がる為、無理なく発想しやすい。

 

最後に・・・

筆者が最も使っている方法です。

世の中には、もうほとんどすべてのアイデアが出尽くしている状態といっても過言ではありません。

その中で、新規性の物を0から生み出すのはそうそう出来るようなものではありません。

とすれば、既存の物をいかにうまく組み合わせるかが今後のカギとなる・・・・

そう考えた時に一番しっくりくる方法だと思い、頻繁に使用しております(笑)