先日の台風、皆様の地域は大丈夫でしたか?
和歌山県かつらぎ町は、雨風がきつかったものの、影響が少なくてほっとしております。
さて、その台風の日の話です。
製造を任せている和歌山市のラテールさんの方では、危ないので大事を取って従業員の皆さんは休まれていました。
しかし、今回担当してくださっている浦口さんと森さんは、休まずにピオーネのしずくの製造の下準備をして下さっていました。
聞くと、二人してピオーネのしずくのことが心配で夢にまで見たそうです。
額の汗をぬぐいながら、冷凍保存してあったピオーネの早熟果実を加工して、いつでも皆様のもとに送れる状態にまでして下さっておりました。
特に驚いたのが、僕が想定していたよりもより厳密な製造方法です。
実はこのピオーネのしずくは、製造段階で100℃以上で加熱滅菌した後に、余分な成分を取り除くために、ろ過布を使ってろ過をします。
そのろ過も、瓶に詰める前に4度ろ過を行います。
それでも、ブドウの余分な成分が混ざってしまい、ピオーネのしずくが濁ってしまうことが多々ありました。
そこで今回浦口さんたちは、従来のろ過布ではなく、さらに目の細かいフィルターを使ったろ過工程を増やしてくれていました。
それだけでなく、加熱処理もしっかりと行っていて、試作段階の時よりも、見た目も味も洗練された仕上がりとなっておりました。
ここまでして下さった、浦口さんたちに心から感謝です。
浦口さんたちにもそう伝えると、「僕たちも、この商品ととことん向き合って完成させたいから」と言ってくれました。
本当に、このピオーネのしずくを作ることが決まってから、色んな人とつながることが出来て毎日が感謝の連続です。
なにか、この商品が未来に導いてくれているような気がします!^^