諏訪山公園下の「花と緑の推進センター」で、色とりどりの寄せ植えを眺めて楽しんだ後、2分ほど坂道を下ったところの「こうべ小学校」を左に見て、おやッと妙なものが目に入ったのです。
広いグランド一杯に、白線が引いてある。線に沿って綺麗な鉢植えの花が数えきれないくらい並べてあるのです。
なにこれ?花壇ならなぜグランドの真ん中に?
と、悩んでみたものの、まあ写真でもと一枚パチリ。

人影もなく塀越しに想像をめぐらしてみたものの、わからない・・。
とりあえず工事中の警備をしているオジサンに、勇気を出して尋ねてみました。
すると自信たっぷりに「これは、花道です」と指差してくれて。
そうか、この小学校も卒業式なんだ。卒業生がこの花道を通って送られるのかもしれない・・。
イヤ、粋な計らいをなさいますね、ここの小学校。
200かそれ以上はあるでしょう。鉢も立派です。卒業生が作ったのか、在校生が作ったのか・・私は帰りの道すがら、子どもたちの顔を想像しながら、残心余情の温もりしきり。