♪「少なきは意味深し」 | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

♪包めば燃ゆる、胸の火に
身は焦がれつつ、偲び泣く

●「抑圧するものがあると」

  体制、規範、家族制度など枠のブレーキで縛られていた時代、
  「人の想い」は内向するするので「偲ぶ心」になりましょう。

●「カラーテレビ放送が始まって」

  昭和35年頃から、みんながブレーキからアクセルに踏み変えた。
  偲ぶ美しさより、自己主張に目覚め、映像・通信・雑誌が表現革命を後押し。
  結果、人は多情、多弁におなりになって・・。

●日本人の「思いやり」と「惻隠の情」はどこへ。

  少ない言葉でも、情感がいっぱい詰まっているのが昭和初期の歌謡詩です。
  兄が妹を想う「人生の並木道」、去った人を想う「別れのブルース」、
  母国に思いを馳せる「国境の町」、悲恋の主人公を思う「湯島の白梅」、
  わが心情を思う「影を慕いて」など再評価したい珠玉の歌詞ではありませんか。
  

●主(ヌシ)は船乗り、吹いた東風(ヤマセ)が別れ風、今じゃ帰らぬ波の底

   そう歌う「島の娘」(小唄勝太郎さんの名曲)は今風に歌っても味があります。
   曲のサワリだけでもお聴きになって・・。

   ♪島の娘
   
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   ♪影を慕いて
   
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