須磨は畿内の西の端。
光源氏が政争を逃れ、しばし移り住んだ月の名所です。
光源氏が政争を逃れ、しばし移り住んだ月の名所です。
皇女の依頼で物語を創ることになった紫式部は琵琶湖の月にインスピレーションを得たのでしょう。須磨の段から源氏物語を書き起こしたという。
モデルの一人、在原の行平ゆかりの寺がJR須磨駅から6分の地にある現光寺。
正岡子規の句碑にいわく、源氏物語須磨の巻を読みながら、ふと目を上げると空に月が・・まるで須磨の月を見ているようだという訳。
正岡子規の句碑にいわく、源氏物語須磨の巻を読みながら、ふと目を上げると空に月が・・まるで須磨の月を見ているようだという訳。
なるほど須磨には「月見山」という高台が今もあります。
かつて日本や韓国には「京妻」「郷妻」という言葉がありました。
都の官吏が本妻を残し地方に赴任すると、その地で郷妻を置く。
都の官吏が本妻を残し地方に赴任すると、その地で郷妻を置く。
光源氏は本妻「葵の上」を都に残して、須磨ではマジメにお一人だったのでしょうか?



源氏物語千年紀の今年、須磨寺周辺を散策して想いさまざま。




源氏物語千年紀の今年、須磨寺周辺を散策して想いさまざま。
